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ファッションファッション

スウェード素材は秋冬以外にも使えます!

今日は雨。
季節の変り目なので数日は雨が続くとか。
恐らくこの雨が終われば桜が満開になるのでしょう。
ということで今回は雨にちなんで靴のお話です。

時計屋のくせに時計の話をほとんどしないのはウチのお店くらい(笑)
それはウチの店が「トータルバランス」が大事というお店だからです。
時計だけ良くても装いが決まらないとイマイチ気分も乗りません。
でも全体の装いが上手くまとまり時計が良ければ気分も上がる。
というわけで今回のブログも多少でも参考になると幸いです。




先日嫁が購入した「revKshop」のドライビングシューズと、
自分用のダブルエイチの短靴。
素材は共にスウェード素材。

自分が上京したての頃、
今から20年くらい前の話ですが、
その頃は靴屋さんでバイトをしていました。
当時はスウェード素材は「秋冬に履く」というのが世間の認識。
でも靴屋さんをはじめファッションに精通した方だとご存知だと思いますが、
スウェード素材は「雨の日に履ける」靴なんです。

「雨の日にスウェード素材は染みるんじゃ?」と思うかもしれませんが、
何もしなければ当然のことながらその通り。
だからスウェード素材の靴を履くときに絶対に必要なのが「防水スプレー」。
これをアッパーにしっかりとかけてから履きます。
スウェード素材は起毛しているのでスプレーの成分がしっかりと入ります。
気を付けて欲しいのがソールの裏側にスプレーがかかると足が滑りやすいので注意!

スプレーは大体2週間くらい効果が持続しますが、
雨の日は毎回スプレーをして履けば大丈夫。
さらに良いのがスウェード素材は日焼けすると褪色しやすいのですが、
防水スプレーをすれば撥水効果と同時に日焼けもある程度防げる。
なので雨でないときでもスプレーをする意味があるんです。

自分がバイトをしていたころは女性用の靴がメインだったので、
この季節になるとカラフルなスウェードのパンプスやミュールが入荷する時期。
でも防水スプレーをせずに履く方が多かったので、
今日のように急な雨の日に靴がびしょ濡れ。
それで買い替える方が多かったのを思い出します。
なので靴の販売の際は防水スプレーもセットで売るのは靴屋さんの基本。
販売員をされている方はぜひお勧めしてみてください‼

最近では男性の方でもスウェードの短靴やローファーを履かれる方が増え、
秋冬はもちろん春夏の季節でも重宝するスウェード素材の靴はマストアイテムの一つ。
でも女性用に比べるとカラフルなものはあまりなく、
黒やブラウン系のカラーがメイン。
なので普段履きはもちろん仕事でも使えるものが多いのですが、
もしスウェード素材の靴を選ぶときはぜひ「ゴム底」を選ぶことをお勧めします。

雨の日に表革の靴だと雨水が染みてしまいますし、
靴底が革だったら足が滑ったりカビの原因にもなります。
先ほど書いた「雨の日靴」として使えるスウェード素材なので、
ゴム底であれば足が滑りにくくアッパーも防水スプレーで水をはじく。
なので雨の日に物凄く履きやすいんですね。

あとスウェード素材の良いところが手入れがとにかく「楽」。
表革はブラシをして汚れをれを落としてクリームを塗ってなど、
手入れに手間が掛かります。
でもスウェードはブラシくらいしか必要ありません。
それもあって最近はスウェードの靴ばかり。
見栄えも良くて使いやすいスウェード素材は非常におススメ。

ただ注意して欲しいのが、
スウェード素材は表革に比べると馴染みやすいので、
試着の時にピッタリよりは「タイト」と思えるサイズ感で選んだ方が良いです。
自分の場合はダブルエイチの表革だと7.5ですが、
スウェードの場合は7を選びます。
それでも形によっては3か月後に緩く感じます。
そういった部分も踏まえて靴選びをしてみてください。

今回は知っている方にとっては当然のことかもしれませんが、
知らなかった方には靴選びの参考になったと思います。
買い物をする時には今のサイズだけでなく、
「馴染む」というところもポイントとして加えてみてください。

最後の最後に思ったのですが、
本当にウチのお店って何屋なんだ?(笑)

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