ファッションファッション
懐かしい小ネタ
キャプテンマーベルの感想を昨日ブログに書きながら、
自分にとって「90年代と言えばこんなこともあったな」とふと思い出しました。
バスケットをしていたことは以前のブログにも書きましたが、
バスケを始めたころの小学生頃に、
実は「スニーカー」にもハマり始めたんです。
キャプテンマーベルの舞台となった95年は自分にとっても思い出深い年代。
当時中学の部活でバスケットボールを一生懸命頑張りつつ、
ファッションにも本格的に興味を持ち始めたころ。
その頃は古着やスケーターファッション、スニーカーが周りで流行り、
オフスプリングやグリーンデイを聴いていました。
キャプテンマーベルに出てきたようなグランジファッションも一部流行っていましたが、
自分たちよりももっと年上の人達が世代だったと思います。
そして1995年と言えばナイキの名作「エアマックス95」が発売され、
ファッションの枠を飛び越えた人気があったと記憶しています。
当時は「エアマックス狩り」なんて言われ、
エアマックスなどの人気スニーカーを履いていると、
靴をカツアゲされることが社会問題になりました。
書く言う自分はスタンスミスを買って3日で盗まれました…
あれは本当にショックだったな~。
でもスニーカーブームが来る前、
恐らくスラムダンクやNBAの影響で早いうちにバスケを始めた人にはわかるはず。
「バスケットマンはランニングシューズは履かない」。
当たり前ですが履くのはバスケットシューズなんです。
これは個人的なこだわりもあるのですが、
当時はランニングシューズは陸上をする人くらいしか履かないちょっと地味な存在。
それを打開したのがエアマックス95だと思いますが、
それまではお洒落な人はバッシュを履いていました(確か)。
有名なのはエアジョーダン1ですが、
それはファッション誌の影響が強いので、
服が好きな人はエアジョーダン、
普通に街履きしていた人はナイキ以外のバッシュだったような気がします。
男の子みたいな恰好をしていた姉が、
時々買ってくるファッション誌がポパイやスマートだっけな?
小学生の頃にそれを盗み読みして、
「東京の人は普段からバッシュを履くんだ~」なんて思っていました。
その頃はバッシュを売っているお店は広島では一部のスポーツ用品店くらい。
子供が履くには少し割高だったため外で履くのには気が引けたものです。
そして後で知りましたが、
東京ではその頃からバスケができる公園があったそうで、
そういうのもファッションに影響を与えたのかもしれません。
さすが大都会。
当時はアンチナイキだったのはブログにも書きましたが、
ちょっと小洒落た?リーボックが自分の中でイケており、
夏場はハーフパンツとの組み合わせですが、
春、秋、冬は父親のおさがりのジーンズと合わせていました。
これもファッション誌の影響ですが、
リーバイスの501とバッシュの組み合わせは、
アメリカで流行ったのが東京で流行ったとか。
ちなみに当時の履き方の「作法」は、
ジーンズの裾を5cmほどロールアップ。
くるぶしより上くらいで折り曲げるのが良かったとされています。
今で言う「抜け感」の走りのようなものでしょうか?
ほとんどのバッシュはミドルカットかハイカットだったのもあってでしょう、
こういう履き方をするのが「ナウい」履き方(笑)
90年代のファッションが一時期流行ったようですが、
こんなことを知っているのは自分くらいでしょうか。
とは言え世代なので若い男女が90年代の格好をしているのを見ると、
少し懐かしく、少し羨ましくもあります。
だからと言ってオジサンがそのまんまの格好をするのはかなりイタイので、
今風にアップデートも必要。
なのでデニムはディースクエアード、
バッシュは以前にも書いたFILAのグラントヒルモデル。
懐古主義にはならないように気を付けないといけません。
ということで当時を少し振り返ると、
思っていた以上に小ネタが出てくることに気付きました。
当時のファッション、音楽、カルチャーは今でも好きなので、
キャプテンマーベルでの演出が自分には本当に良く感じました。
このブログを読まれた方の中にも懐かしさで胸が躍ったのなら嬉しいですね。
次回はジーンズの小ネタでも書いてみようかな。
Green Day - Basket Case [Official Music Video]