ファッションファッション
こんな時だからこそ
若干ポジショントークになりそうなのですが、
「辛い時だから我慢する」というのは如何なものかと思います。
そんなことをしても余計に自分が苦しくなるだけではないでしょうか?
ストレスが溜まらない程度に自分をコントロールすることが、
これからは大切な気がします。
そんな時に「時計を買いたい」という声を頂けることは、
何よりもありがたいことです。
誰もが辛い状況の時に歩み寄ってくださることは本当に勇気が要ること。
苦渋の決断も一歩踏み出していただけるのであれば、
できる限りのことをお客様に行うのがお店というもの。
そういう関係性が築き上げられるのはとても良いことだと思うし、
お店をやっていて本当に良かったと思える瞬間です。
納品するまで何度も連絡を取り合い、
結果的にお客様に納得して頂ける内容でお届けできるのは、
まさに理想的な形です。
とは言え現時点ではまだ届いていないので、
それまではドキドキですが(笑)
でもこうやって何度もやり取りをしながら納得してもらうのが、
ウチのお店「らしさ」でもあります。
クリック一つで何でも買える便利な世の中の流れと逆行するかのように、
超アナログな販売方法ですよね。
ではナゼそうするか?
自分が好きなものや好きなことはお店の人ととにかく話し合いたい。
ただ欲しい商品を買うだけというのは少し寂しい気がします。
どんな時代になろうとも何かを買うという行為には、
人と人との「関係性」が生まれます。
それが回を重ね深くなるごとに信頼関係が築き上げられるわけで、
簡単に購入できてはモノへの愛着もなかなか持てない。
商品を買うという以上に「この人から買いたい」と思いたいのです。
もちろん欲しい商品を買って頂くことは物凄くありがたいことですが、
時計は買ったら終わりではありません。
その後の初期不良があるかもしれない。
そして今後のメンテナンスも必要となる。
そうなったときにドライな関係性だとなんだかね。
こんな混沌とした世の中で、
指先一つで簡単に人をも「裁ける」時代だからこそ、
古臭いかもしれませんが「人との付き合い方」というのが大切なのかなと思います。
時計はそういった「コミュニケーションツール」としての役割もありますので、
気軽に購入することも大事ですが、
しっかりと「納得」することも考えてみてください。
THE ALFEE - 愛をとりもどせ!!【45th ANNIVERSARY BEST HIT ALFEE 2019 春の乱】
ちなみにこんな時代だからこそ馴染みのテーラーでスーツをオーダーしました。
生地は手配できたものの工場がストップしているので納期は未定。
でも良いんです。
いつの日か手元には届く。
その時に着ていくところが無くても、
「持っていない」という選択肢は有り得ませんから。
でもそれが届くからこそ今をがんばれるんです。
皆様も今を精一杯頑張りましょう‼