ファッションファッション
名作から見る「アメカジ」の考察
アラフォー以降の男性ファッションの根幹は「アメカジ」で間違いないはず。
リーバイス501にオールスター、白Tシャツというアメカジの原点のような服装は、
「スタンドバイミー」のリバーフェニックスそのもの。
つまり「映画」からファッションを学んだという人は少なくないはず。
書く言う自分も過去ブログに書いた通り「さらば青春の光」の影響をモロに受け、
ファッションに興味を持ち始めた一人ではあるものの、
モッズファッションも言うなればアメカジの影響を少なからずとも受けていると思います。
そこで今回は「この映画は意外にも参考になる」ということで、
個人的にも大好きな「グーニーズ」を挙げてみたいと思います。
1985年に放映されたスピルバーグの名作。
当時は保育園生だったので何となくしか映画の内容を理解できなかったものの、
冒険に子供たちだけで出掛けることに憧れもあり、
何より一員のデータ(発明家)の発明品には羨望の眼差しだったことは言うまでもありません。
でもこの映画が面白いのが当時の「アメリカらしさ」。
片田舎の子供たちの生活が垣間見えたり、
チェロキーなどの4WD車のレースがあったり、
自転車はローライダーやBMXだったりと、
アメリカのカルチャーに興味があればテンションが上がること間違いナシ。
ただ今回の「ファッション」という部分でもアメリカらしさを感じます。
主人公のマイキーはデニムオンデニムにベルクロのスニーカー(あれアディダスかな?)、
それにイエローのマウンテンパーカーという、
今見るとかなりイケてる服装をしています。
マイキーの兄ブランドンはナイキの隠れた名作ヴァンダルシュプリームを履いているし、
さらに名物キャラのチャンクはボタニカル柄のアロハシャツ。
それぞれのキャラクターを違う視点で追うと結構面白い。
ファッションまでは意図していたわけではないでしょうが、
80年代の空気感なども含め、
改めて「良い時代」の映画だった気がします。
映画の内容は小学生~中学生向けかもしれませんが、
こんな時代だからこそ忘れていた何かを思い出させてくれる映画だと思うので、
成人にもぜひ観て欲しい映画の一つ。
そして続編の話もあるそうですが、
おじちゃん、おばちゃんになったグーニーズはどんな内容になるのか?
結構楽しみにしています!
映画は「配信サービス」もやっているようなので興味があればぜひ‼
ちなみにこちらの映画もファミコンでゲーム化されましたが、
クリアできないゲームでも有名。
グーニーズのゲームは本当に難しすぎた思い出しかない。
あの頃のリベンジでファミコン買ってやってみようかな~