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修理修理

ちょっと特殊な機械も何とか直りました!

顧客様からのご依頼で承った懐かしいスピードマスター。

 

 

これを見て「もしや!」と思えた方、
なかなかの時計通ですね!

自分でもすでに忘れていますが、
90年代頃に販売されたスピードマスターの「自動巻き」。
スピードマスターで自動巻きと言えば手巻きよりも小さいサイズが一般的ですが、
こちらは手巻きと同じケースサイズで、
さらに日付が付くちょっと特殊なもの。
間違いがなければフレデリックピゲベースのクロノグラフムーヴ。

フレデリックピゲと言えばパテックやオーデマでも使われる超薄型の機械。
多くは2針ですが一部クロノグラフなどもあり、
確かカルティエのCPCPで販売されたパシャにも、
このクロノグラフは使われていたと思います。

このモデルは白い文字盤にスチールブルーインデックス、
サファイアクリスタル風防など、
当時としては非常に珍しいスペック満載。
現行品では当たり前となった機能がたくさんありますが、
その先駆けとも言えるのがこちら。
白いスピードマスタープロフェッショナルはイタリア限定が有名ですが、
黒インデックスでホワイトゴールド製だったかな。
こちらの配色の方が今となっては時代を先取っていますね!

今回は20年以上オーバーホールしていないとのことで、
新品仕上げと一緒にご依頼いただきました。
20年間まともに動くのは本当に偶然なので、
クロノグラフだとできれば3年に一回はオーバーホールしてくださいね‼

奇跡的な話ですが今回は思ったよりも大きな修理にならず3番車のみ交換。
とは言え特殊ムーヴなのでパーツが手配できたことは良かったですが、
今後はどうなるのか分かりません。
しかし可能な限り対応はさせていただくので、
先ずはご相談を‼

ということで今回は…

オーバーホール¥44,000
新品仕上げ¥11,000
3番車交換¥8,800
合計¥63,800

これでまた長く使って頂けますね‼
次回のメンテナンスもしっかりとやらせて頂きます~!

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