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修理修理

放置は厳禁です

電池の時計について
電池切れを放置しておくと電池の漏液の原因になるので早めの電池交換が必要です。
漏液すると電池交換で直るものやオーバーホールで直るものが、
思わぬ大きな修理になることがあります。

今回ご依頼いただいた時計は電池残量はあるものの、
時間の遅れが見られたので要オーバーホールとなり裏蓋を開けると…




実は電池が張り付いて外れなかったので、
漏液していたにも関わらず新しい電池を入れられた模様。
新しい電池からの漏液はありませんでしたが、
端子がサビ付いた状態で電池交換をしてもまともに作動しません。

今回はオーバーホールの際に通電チェックも行い、
端子なども磨き通電を良くします。
そうすれば問題なく動作すると思いますが、
電子コイルに問題があるとオーバーホールしても直りません。
こればかりはやってみないとわかりませんが、
職人さんの裏ワザもあるので、
やれることは全てやってみないと何とも言えないのが時計の修理です。

これからメンテナンスで約2週間かかりますが、
きっと無事に直って帰ってくるはず。
お渡しの際には新しい電池を入れお渡しするので、
1年半後くらいに電池が止まれば電池交換を早めに行えば今後も大丈夫です。

とは言え日常的に水回りや多湿での使用は十分に注意し、
これからの季節は高温になる押し入れなどでは保管をしないこと。
意外と電池式の時計も繊細なところがあるので、
長く使うのであれば日頃から扱いには注意が必要です。

時計に対してしっかりと愛情を注げばその分応えてくれる。
その結果を出せるようにしっかりとメンテナンスを行うのが私たちをはじめ、
職人さんたちの仕事でもあります。
他店さんで断られた修理も直れば嬉しいですもんね!
さて、2週間後どうなっているのか?
私達も今から楽しみで仕方がありません‼

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