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イタリア旅行記・一生忘れられない衝撃

今回宿泊したホテルは朝食付きのプラン。
旅先で普段は朝食を付けず地元のお店に行きたい派ですが、
今回のホテルは朝食が特に評判が良いのです。



朝7時に行くと誰もいない。
「間違えたのか?」と思ってフランス人のイケメン給仕の方に聞くと、
「どこでも好きなところに座ってたくさん食べてね」と英語で言われるのですが、
フランス人は英語でもイタリア語でも何をしゃべってもフランス語にしか聞こえない(笑)
訛りなのか喋り方なのかあの発音は生涯かけても習得できる自信はありません。

で、席を決めて見渡すと…


生ハムにチーズにサラダにパンに何でも新鮮でめちゃくちゃ美味しい‼
朝からこれは贅沢すぎる~‼
チーズと生ハムは大好物なのでこれでもかというくらい食べ過ぎました(笑)
朝からワインが欲しくなるメニューですが、
生ハムはどれもフワッとして程よい塩加減、
チーズはフレッシュそのもので臭みが無くてとにかく美味い‼

でもそれを上回るものが…




見た目は普通のクロワッサンですが、
人生で食べたパンの中でぶっちぎりの1位になりました‼
外はサクッと、中はしっとりモチモチ、バターの香りは控えめで、
寝ぼけた目が一気に覚める美味しさ。
種類も豊富でレモンのカスタードクリーム、チョコ、アプリコットジャム、セサミなど何を食べても美味しいんです。
これのためだけにミラノに住みたい(笑)
朝からお腹一杯でも全種類のクロワッサンを食べてしまうので、
今後イタリア旅行は太ることを覚悟しないといけませんね。

その後近所のお散歩で街を散策。
ミラノの朝は意外と遅く、
7時半ごろから日が昇り明るくなります。
この翌々日にサマータイムが終了(実は知らなかった)なので、
日が昇るのが遅く日が沈むのは夕方6時前。
一先ず準備をして出発‼



朝日に照らされるアパートがヨーロッパらしい雰囲気。
日が昇ると共にテンションもグングン上がってきます。


有名な「ガリバルディ門」へ行く道。
通勤前のサラリーマンがみんなカッコいい!


街並みは綺麗に見えますがゴミがひどい。
でもナポリに行くともっと汚いらしいので、
こういうものだと思えば何てことはありません。


イタリアと言えば「EATALY」
今回の旅行の目的の一つで、
東京に住んでいたころによく通ったレストラン兼スーパー。
イタリアの食材が全国から揃うまさに「イタリアの台所」。
10時ごろのオープンなので夜に行くことにしました。

少し遠回りしながらガリバルディ駅へ向かう途中、
街を走るトラムや行きかう人々を見ながら
「苦節15年でようやくイタリアへ来られた‼」と、
一歩一歩を踏みしめながら歩くと…



ミラノと言えばここも有名な「森のマンション」
日本でも度々紹介される有名な建築物。
こういう建物があっても街の景観は崩さない。
一時期、建築の勉強もしていたのですが、
ヨーロッパの建築は従来の街を大切にしつつ、
新しいものを取り入れるところが本当に勉強になります。

そしてイタリアで初めての地下鉄に乗ります。
ここで注意ですが、
イタリア(海外はどこでも)ではスリ、置き引きは当たり前、
駅のチケットを買うときに無理やり案内をして金を取ろうという輩がいます。
子供、女性、妊婦、子連れが話しかけてきたら気が緩みますが、
こういう人たちにも話しかけれられたら注意が必要です。
さらに自動販売機はほぼ全てお釣りが出るのが遅い。
焦ってお釣りを忘れないように。
また街の至る所や電車の中でも物乞いの人がいます。
何をしてくるわけではないですが、
お金を渡すときに絶対に財布の中身は見せないように。

そして特に注意というか覚悟した方が良いのが「トイレが地獄」です。
基本的に公衆トイレは有料なので小銭を持った方が良いのは当然として、
お金を払って入ったトイレがとにかく臭い、汚い。
日本の公衆トイレでめちゃくちゃ汚いの10倍は酷いです。
汚いというのは聞いていましたが予想以上。
あまりの臭いに子供と一緒にポックリ逝きそうでした(笑)

ということを踏まえてここからはミラノってやっぱスゴい‼




朝陽が昇る「ミラノのドゥオモ」
400年以上の歳月をかけて造られたという歴史はもちろん、
ミラノのシンボルと言える街並みも最高です。
ドゥオモのみが素晴らしいのではなく、
このために街全てが建築されたという見方もできるほど、
この周辺は全てが芸術。
中には1世紀以上前から存在する建物もあるらしく、
どこを歩いても趣があります‼

そしてここへ来たら絶対に寄りたいのが「ガレッリア」



分かりやすく言うとアーケードの商店街ですが、
名だたる一流ブランドが軒を連ねる高級ブティック街。
このアーケードの中心の側にあるのが有名な…



何かで見たことがあるという方も多いはず。
この牛の股間に踵を付けて1周回ると幸運がやって来るというので家族全員で(笑)
子供は5周くらいやっていましたが、
この後に5セントユーロを拾うという。
普段はこういうものは信じませんが、
まぁ何かがあるのでしょうね‼

ただこの界隈に来たら一層注意が必要なのが…
「ミラネーゼがとんでもなくカッコいい、とんでもなくキレイ」



地元のビジネスマンらしきシニア層が…手加減なくカッコいい。
一般人がカッコよすぎて堪らないんです(笑)


商品撮影中の美女グループ…
「天は2物を与えない」なんてウソですね(笑)
5物くらいありそうな美女でした。




腰の曲がったお婆ちゃんですらオシャレでキレイ。
50歳代以上がファッションをはじめ、
「生きる」ことを楽しんでいるような雰囲気がありました。

この後に出会った60代の老夫婦は絵に描いたような理想的な老夫婦でしたし、
通りすがりの50歳代くらいの女性はとにかく上品な装いで、
色を多く使わない1トーンコーデが見事。
行き交う人たちを観察すると刺激的な人が多く派手な格好は誰もしない。
それはミラノの街そのものが素晴らしいので、
派手な服装は浮いてしまうからかもしれません。
街に溶け込み一体化するような装いの大切さを実感しました。

この日のことが印象に残りすぎてすべて書ききれません。
前半ですらこんなに充実していたので次回は後半といっても1日目の後半。
あと5日分あるので当ブログはしばらくこんな感じで続きます。

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