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イタリア旅行記・石畳の道が...
フィレンツェの駅からホテルまで通常なら徒歩10分ほど。
しかし雨と初めて歩く道はものすごく遠く感じ、
実際は30分くらいかかったと思います。
古都フィレンツェはミラノ以上に歴史のある街並みが広がり、
最近建てられた雰囲気のある建造物は一切なく、
歩道もどうやって造ったのか疑問に思うほど石畳の道が続きます。
20キロ近くあるトランクケース2台を引き摺りながら目的地を目指す。
同時にシトシト降る雨が余裕をなくして、
夜のフィレンツェを楽しむ間もなければ、
時差ボケと疲れが一気に押し寄せて今すぐ道端で寝たい(笑)
今回フィレンツェでの宿泊先は「Residence Hilda」。
何やら築300年?のアパートを2011年に改築したらしい、
歴史と趣のあるホテルと思いきや、
中はモダンな雰囲気が漂うキレイなホテル。
最近ではフィレンツェの人気ホテルの一つらしく、
人気の理由が…
割と広めのキッチンが設置された俗にいう「コンドミニアム」⁇
個人的に海外旅行こそローカルな生活を体験したい自分にとっては理想のお部屋。
調理器具や食器類はもちろんトースターやレンジまで完備…
最高やないかい‼
玄関から部屋への通路は広くてキレイ。
当然、土足で入室するので海外らしい生活模様が楽しめます。
この時点で住みたくなるでしょ?
キッチンのすぐそばのリビングルームには広めのテーブルセットと間接照明。
逐一オシャレなんです。
寝室は広々としてベッドもクローゼットも広々。
この時に決意しました。
「一攫千金でここの部屋買います‼」(笑)
ミラノ同様、トイレは流すボタン大き目で横にウォシュレット?らしきもの常設。
風呂釜はないバスルームはユニットですがここも広い。
シャワールームはこんな感じ。
ドアがどちらにも開閉できるので隙間多め(笑)
内装の細かいところが歪んでいたり斜めだったりするのは日本以外では当たり前ですね。
でも至る所の装飾品や…
置いてあるものがイチイチ可愛い。
このままここに住みたい(笑)
部屋から外を見ると人通りは少なく静か。
雨だし繫華街ではないからでしょう。
ここまで来るのに本当に大変でしたがホテルに到着すると一安心。
受付でお願いしていたのですが、
行きたかったレストランは予約が取れなくて断念。
仕方なく近所のスーパーで買い出しです。
旅行では野菜が不足しがちなので葉野菜とオリーブ、ドライトマト、モッツァレラチーズ、
総菜のラザニアとパスタとワインにジュースに水にオリーブオイルに、
買い込みまくって30ユーロくらい。
めちゃくちゃ安いだけでなく、
総菜のパスタ類は下手なお店よりも美味しい、
モッツァレラは新鮮で美味しい、
ワインは6ユーロなのにめちゃくちゃ美味しい‼
ワインとチーズが美味しくてついつい作ったのがカプレーゼ風。
モッツァレラとドライトマトに塩コショウで最高に美味しい‼
ちなみに海外のスーパーは日本と違って野菜がキレイにパックに入っていません。
割と乱雑に置かれて傷んでいるものやカビが入っているもの、
虫がたかっているものが普通です。
日本だとクレームものですがそれが自然の食材です。
カビが生えない、虫もたからない…
そんな食べ物のほうが不自然だな~、
と思いながらこの日は就寝。
翌日は楽しみにしていたフィレンツェのアウトレットモールへ行きます。