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イタリア旅行記・これがウチの流儀です
イタリア旅行の最終日。
この日は日曜日という事もありミラノは穏やかで静かな時間が流れます。

「PIZZA OK」に行くときに通った道ですが、
その日と比べて人も少なくポカポカ陽気で心地よく感じます。
この日はミラノ市内にあるアウトレットショップへ寄ってお土産を買いに行きました。

ミラノ中央駅から3駅ほど。
駅から近くという事で歩いてお店を探しますが…
「地図通り来てるのに無い??」
ということでジェラート屋のオヤジに聞くと
「そのお店は裏の通りで今日は日曜日だから休みだよ」と言われます。
イタリアでは日曜日休みのお店が多いのは知っていましたが、
ネットで調べたら今日は営業日…なんでんだ?
ということでダメ元で裏通り方面に歩くと

3軒隣やないか~い‼
しかも営業しとるやないか~い‼
あのオヤジめ~、
テキトーにも程があるわ(笑)
ここは地元の方々が通うアウトレットショップ「MATIA'S」。
店内は2階建てで結構広く、
日本でも人気のタリアトーレやラルディーニ、
ピューテリー、PT01、PT05などの高級ブランドの洋服がとにかく安い。
日本の定価の3分の1~半額前後で購入できサイズも結構充実していました。
ファッションスナップでイタリア人は高級衣料をよく着ていると思っていましたが、
こういうお店が市内にあるのなら納得。
今回は改めて購入したいものはありませんでしたが、
当然のことながら普段使いできるものがたくさんあり値段も安い。
次回イタリアへ行くときは服を買い込むために訪れてもいいかも。
日本にもこういうお店があれば良いな~。
今回の目的地へ行く前に、
先ほどのテキトーオヤジのお店でジェラートを注文。
外は半袖でもいいくらいの気温に上がり…暑い‼
行く途中、日曜日らしく公園は家族連れで賑わっており、
「日曜日」をみんなで楽しんでいる感じがして雰囲気が本当に良かった。
ちなみに日曜日はイタリア語で「DOMENICA(ドメニカ)」。
何だか良い響きだな~。
ミラノで行き交う人たちは相変わらずカッコいい人たちばかり。
ポルシェから降りてきたオジちゃんはモデルみたいだし、
自転車に乗っている老夫婦とか雑誌から出てきたみたいにオシャレだし。
この日でイタリアが最後と思うと少し寂しくなってきました。
と思っていたら目的地に到着。

はい、地元のスーパーです。
ウチの旅行は必ず地元のスーパーに立ち寄ります。
旅行だからと言って観光地へ行ってブランド品を買うなんて時間とお金がもったいない。
せっかく異国の地に来たのなら地元の人たちの生活に触れたい、
できれば地元と同じような時間を過ごしたいというのがウチの旅行。
だから毎回ローカルなお店に行くようにしています。

値段を見ると日本とそこまで大きく変わりませんが野菜もお肉も量が多い!
税率も生活必需品は4%なので実質日本よりもずっと安い。
ミラノのど真ん中でこの値段なら郊外はもっと安いのかな?

味はともかく海外のお菓子はパッケージが可愛い。
この統一された優しい黄色のパッケージは何だか癒されます。

棚一面に陳列された様々なパスタ。
全種類制覇したくなりますが、
中には見たこともない形のパスタがあったり。
そういえばイタリア語のパスタは小麦粉を使った食べ物全般のことを指すらしいので、
パスタ=麺ではないとか。

スーパーと言えばワイン?(笑)
平均5ユーロなので本当に水より安い‼
DOCG認定だと日本では最安値で1000円くらいでしょうか?
先のフィレンツェで買ったワインも安いのに美味しかったので、
イタリアは自分にとって誘惑しかない。
ちなみに横の棚もワインコーナー…
一生かかってでも全部飲み干したい(笑)

ジャムやチョコレートも豊富。
日本と比べるととにかく安い。
その中で発見したのが…

高級チョコで有名な「リンツ」のチョコクリーム。
日本では売っていないと思いますが何と4ユーロ。
日本で買うとしたら…3000円コース。
ちなみに絶賛毎朝このクリームでパンを食べていますが超絶ウマイ‼
これが無くなったら…またイタリアへ行こう(笑)

乱雑ですがお惣菜コーナー。
イタリアのお惣菜は高くて5ユーロくらい。
味は成城石井より美味しいかも。
このクオリティなら自炊要らず??

チーズコーナーは種類が豊富でどれもフレッシュ。
天国以外の何物でもない。

生ハムコーナーも素晴らしい。
端から端まで食べ尽くしたくなります。

1本くれないかな?(笑)

お醤油コーナーもありますが値段は日本よりも断然高い。
やはり地産のものは安く買えますね。
そういえばイタリアは「スローフード」を推奨する国らしく、
地産地消で食べ物はとにかくフレッシュ。
EU自体が添加物の規制に厳しいのもあるので、
食べ物が比較的安全なものが多いそうですが、
時間帯によっては傷んでいたり腐っていたりしますが、
食物の本来あるべき形はそういうこと。
時間が経てば食べられなくなるし当然のことながら形もまばら。
日本の食材は見た目がキレイでパッキングもされていますが…
どうなんでしょうね?
両手にはたくさんのお土産。
買い込みまくって帰りは地下鉄の駅まで歩いて帰りましたが、
昼頃には半袖じゃないと辛いくらいの暑さ。
お腹も空いたし途中のカフェに寄りました。
日曜日という事もあり家族や夫婦、
カップルでお昼から軽食とお酒を楽しむお客さんたち。
食べることはもちろん会話を楽しみながら良い雰囲気の空気感。
超絶イケメンのお父さんとモデルみたいな息子が、
美味しそうな生ハムとスプリッツを飲んでいるところとかちょっと羨ましい。
お店に入りメニューをもらうものの、
よくわからないので店員さんを呼ぶと…めっちゃ可愛い(笑)
とりあえず忙しそうなのでおススメを聞くと結構真剣に考えてくれます。
そう、旅行中に思ったのが、
お店でおススメを聞いたら本気で考えてくれるんです。
そこで来たのが

パニーノに炙ったプロシュートとアボカドのサンド。
基本的にパンはどこでも固いのでダメな人はダメだと思いますが、
アボカドの柔らかさとプロシュートの脂がしみ込んでめちゃくちゃウマイ‼
プロシュートは塩気が強いですが、
オリーブオイルとバルサミコが混ざり合って絶妙な味わい。
これは日本に帰ったらぜひ作りたくなるメニュー。
お昼ご飯を食べて帰るときのお会計で
「お勧めのメニューすごく美味しかった」と伝えると、
店員さんがすごく嬉しそうにしてくれました。
日本だとおススメを聞いてもちゃんとお礼を言わない人って多いと思いますが、
お店の人も自分のために考えてくれたのだからお礼をするのは大事です。
帰り際に可愛い店員さんがウィンクしてくれたそうで、
嫁がめちゃくちゃニヤニヤしていましたが、
可愛い女の子のウィンクは反則よね(笑)
でもこういうコミュニケーションって何だか良いと思いませんか?
タッチパネルで注文も楽かもしれないけど、
「食事をする」ということはそういう事じゃないんだよね。
お店があってそのお店を運営する人、
食事を作ってくれる人、
注文を聞いて運んでくれる人、
お会計などのサービスをしてくれる人、
色々な人がいるから美味しい食事ができるわけで、
お金を払うから何をしてもいいわけでも何を言ってもいいわけじゃない。
ちゃんと敬意をもってお店の人に接することができないなら、
お店に行かずに全部自分でやればいいんじゃない?
そういう当たり前のことを考えながらホテルに帰りました。
荷物をまとめて夕食の時間になったものの、
現地の食事に飽きた嫁と子供のために買った「焼きそば」。
かつてないほどしょっぱくてソースの味がしない焼きそば。
てゆーか味付けナンプラーだし、
麺は太いパスタだし何じゃこりゃ??
最後の最後に味が最強にマズイ焼きそばで晩御飯を締めくくりました(笑)

人生で最初で最後になるかもしれないイタリアの旅行。
本当に楽しかった旅行も最終日が終わり後は飛行機に乗るだけ。
未だかつてないほど多くの刺激を受け、
間違いなく自分の人生に大きな影響を与えた6日間。
とにかく全てが楽しかった。
移動でクタクタになりながら到着して気付けば帰りの準備。
楽しいことが何もかも一瞬過ぎて寂しくもあるけど、
またいつの日かイタリアへ行きたい。
翌朝は少し早いけどトランクケースに荷物をまとめて就寝。
次回イタリア旅行記最終回。
この日は日曜日という事もありミラノは穏やかで静かな時間が流れます。

「PIZZA OK」に行くときに通った道ですが、
その日と比べて人も少なくポカポカ陽気で心地よく感じます。
この日はミラノ市内にあるアウトレットショップへ寄ってお土産を買いに行きました。

ミラノ中央駅から3駅ほど。
駅から近くという事で歩いてお店を探しますが…
「地図通り来てるのに無い??」
ということでジェラート屋のオヤジに聞くと
「そのお店は裏の通りで今日は日曜日だから休みだよ」と言われます。
イタリアでは日曜日休みのお店が多いのは知っていましたが、
ネットで調べたら今日は営業日…なんでんだ?
ということでダメ元で裏通り方面に歩くと

3軒隣やないか~い‼
しかも営業しとるやないか~い‼
あのオヤジめ~、
テキトーにも程があるわ(笑)
ここは地元の方々が通うアウトレットショップ「MATIA'S」。
店内は2階建てで結構広く、
日本でも人気のタリアトーレやラルディーニ、
ピューテリー、PT01、PT05などの高級ブランドの洋服がとにかく安い。
日本の定価の3分の1~半額前後で購入できサイズも結構充実していました。
ファッションスナップでイタリア人は高級衣料をよく着ていると思っていましたが、
こういうお店が市内にあるのなら納得。
今回は改めて購入したいものはありませんでしたが、
当然のことながら普段使いできるものがたくさんあり値段も安い。
次回イタリアへ行くときは服を買い込むために訪れてもいいかも。
日本にもこういうお店があれば良いな~。
今回の目的地へ行く前に、
先ほどのテキトーオヤジのお店でジェラートを注文。
外は半袖でもいいくらいの気温に上がり…暑い‼
行く途中、日曜日らしく公園は家族連れで賑わっており、
「日曜日」をみんなで楽しんでいる感じがして雰囲気が本当に良かった。
ちなみに日曜日はイタリア語で「DOMENICA(ドメニカ)」。
何だか良い響きだな~。
ミラノで行き交う人たちは相変わらずカッコいい人たちばかり。
ポルシェから降りてきたオジちゃんはモデルみたいだし、
自転車に乗っている老夫婦とか雑誌から出てきたみたいにオシャレだし。
この日でイタリアが最後と思うと少し寂しくなってきました。
と思っていたら目的地に到着。

はい、地元のスーパーです。
ウチの旅行は必ず地元のスーパーに立ち寄ります。
旅行だからと言って観光地へ行ってブランド品を買うなんて時間とお金がもったいない。
せっかく異国の地に来たのなら地元の人たちの生活に触れたい、
できれば地元と同じような時間を過ごしたいというのがウチの旅行。
だから毎回ローカルなお店に行くようにしています。

値段を見ると日本とそこまで大きく変わりませんが野菜もお肉も量が多い!
税率も生活必需品は4%なので実質日本よりもずっと安い。
ミラノのど真ん中でこの値段なら郊外はもっと安いのかな?

味はともかく海外のお菓子はパッケージが可愛い。
この統一された優しい黄色のパッケージは何だか癒されます。

棚一面に陳列された様々なパスタ。
全種類制覇したくなりますが、
中には見たこともない形のパスタがあったり。
そういえばイタリア語のパスタは小麦粉を使った食べ物全般のことを指すらしいので、
パスタ=麺ではないとか。

スーパーと言えばワイン?(笑)
平均5ユーロなので本当に水より安い‼
DOCG認定だと日本では最安値で1000円くらいでしょうか?
先のフィレンツェで買ったワインも安いのに美味しかったので、
イタリアは自分にとって誘惑しかない。
ちなみに横の棚もワインコーナー…
一生かかってでも全部飲み干したい(笑)

ジャムやチョコレートも豊富。
日本と比べるととにかく安い。
その中で発見したのが…

高級チョコで有名な「リンツ」のチョコクリーム。
日本では売っていないと思いますが何と4ユーロ。
日本で買うとしたら…3000円コース。
ちなみに絶賛毎朝このクリームでパンを食べていますが超絶ウマイ‼
これが無くなったら…またイタリアへ行こう(笑)

乱雑ですがお惣菜コーナー。
イタリアのお惣菜は高くて5ユーロくらい。
味は成城石井より美味しいかも。
このクオリティなら自炊要らず??

チーズコーナーは種類が豊富でどれもフレッシュ。
天国以外の何物でもない。

生ハムコーナーも素晴らしい。
端から端まで食べ尽くしたくなります。

1本くれないかな?(笑)

お醤油コーナーもありますが値段は日本よりも断然高い。
やはり地産のものは安く買えますね。
そういえばイタリアは「スローフード」を推奨する国らしく、
地産地消で食べ物はとにかくフレッシュ。
EU自体が添加物の規制に厳しいのもあるので、
食べ物が比較的安全なものが多いそうですが、
時間帯によっては傷んでいたり腐っていたりしますが、
食物の本来あるべき形はそういうこと。
時間が経てば食べられなくなるし当然のことながら形もまばら。
日本の食材は見た目がキレイでパッキングもされていますが…
どうなんでしょうね?
両手にはたくさんのお土産。
買い込みまくって帰りは地下鉄の駅まで歩いて帰りましたが、
昼頃には半袖じゃないと辛いくらいの暑さ。
お腹も空いたし途中のカフェに寄りました。
日曜日という事もあり家族や夫婦、
カップルでお昼から軽食とお酒を楽しむお客さんたち。
食べることはもちろん会話を楽しみながら良い雰囲気の空気感。
超絶イケメンのお父さんとモデルみたいな息子が、
美味しそうな生ハムとスプリッツを飲んでいるところとかちょっと羨ましい。
お店に入りメニューをもらうものの、
よくわからないので店員さんを呼ぶと…めっちゃ可愛い(笑)
とりあえず忙しそうなのでおススメを聞くと結構真剣に考えてくれます。
そう、旅行中に思ったのが、
お店でおススメを聞いたら本気で考えてくれるんです。
そこで来たのが

パニーノに炙ったプロシュートとアボカドのサンド。
基本的にパンはどこでも固いのでダメな人はダメだと思いますが、
アボカドの柔らかさとプロシュートの脂がしみ込んでめちゃくちゃウマイ‼
プロシュートは塩気が強いですが、
オリーブオイルとバルサミコが混ざり合って絶妙な味わい。
これは日本に帰ったらぜひ作りたくなるメニュー。
お昼ご飯を食べて帰るときのお会計で
「お勧めのメニューすごく美味しかった」と伝えると、
店員さんがすごく嬉しそうにしてくれました。
日本だとおススメを聞いてもちゃんとお礼を言わない人って多いと思いますが、
お店の人も自分のために考えてくれたのだからお礼をするのは大事です。
帰り際に可愛い店員さんがウィンクしてくれたそうで、
嫁がめちゃくちゃニヤニヤしていましたが、
可愛い女の子のウィンクは反則よね(笑)
でもこういうコミュニケーションって何だか良いと思いませんか?
タッチパネルで注文も楽かもしれないけど、
「食事をする」ということはそういう事じゃないんだよね。
お店があってそのお店を運営する人、
食事を作ってくれる人、
注文を聞いて運んでくれる人、
お会計などのサービスをしてくれる人、
色々な人がいるから美味しい食事ができるわけで、
お金を払うから何をしてもいいわけでも何を言ってもいいわけじゃない。
ちゃんと敬意をもってお店の人に接することができないなら、
お店に行かずに全部自分でやればいいんじゃない?
そういう当たり前のことを考えながらホテルに帰りました。
荷物をまとめて夕食の時間になったものの、
現地の食事に飽きた嫁と子供のために買った「焼きそば」。
かつてないほどしょっぱくてソースの味がしない焼きそば。
てゆーか味付けナンプラーだし、
麺は太いパスタだし何じゃこりゃ??
最後の最後に味が最強にマズイ焼きそばで晩御飯を締めくくりました(笑)

人生で最初で最後になるかもしれないイタリアの旅行。
本当に楽しかった旅行も最終日が終わり後は飛行機に乗るだけ。
未だかつてないほど多くの刺激を受け、
間違いなく自分の人生に大きな影響を与えた6日間。
とにかく全てが楽しかった。
移動でクタクタになりながら到着して気付けば帰りの準備。
楽しいことが何もかも一瞬過ぎて寂しくもあるけど、
またいつの日かイタリアへ行きたい。
翌朝は少し早いけどトランクケースに荷物をまとめて就寝。
次回イタリア旅行記最終回。