日常のこと日常のこと
パートナーの在り方。
私の好きなテレビ番組の一つ、「セブンルール」。
様々な分野でそのキャリアを輝かせている女性に密着し、自身が課す7つのルールを紹介しながらその女性の強さや弱さを映し出すドキュメント番組です。
今朝も録画していた「セブンルール」を観ていると、夫婦で一緒に旅館を経営する女将の話が出てきました。36歳の女将とご主人とのやりとりを見ているとまるで自分たちを見ているみたいで…(笑)
夫婦でお店をすると、細かいことですぐ小競り合いになるんですよね。
今は殆どケンカすることは無くなったんですが…
お店を始める前の準備期間や、オープンして1年くらいはいつもケンカばかりしていたなぁ~と思いだしました。(笑)
叩き上げであちこち修業して仕事してきた主人と、
百貨店の中である程度決まった仕事をしてきた自分の考え方が全然合わなかったんです。
私の考えはよく百貨店でありがちな「顧客満足第一主義」。
私が働いていたころは、定期的にミステリーショッパーという覆面調査員が販売員たちの評価をしていて、朝礼の時に○○さんのこの接客が良かった、○○の店員がこんな態度で不愉快だったetc...
ミステリーショッパーが決める販売員コンテストなんかもありました。
学生時代からマクドナルドのスターと呼ばれるお客様係のアルバイトをしていて、そこでも「お客様満足度」的なものがずっと評価の対象でした。
そんな環境でずっと働いていたので、それはもういい意味でも悪い意味でも百貨店接客だったんですね。
それに対し、老舗やベンチャーなど色んな時計屋を経験し叩き上げられて仕事をしていた主人。
どちらかというと私が「成果主義」で主人は「結果主義」。
結果を出して仕事が出来るのは間違いなく主人の方なんですが(笑)、
何だそのかやり方が気に入らない、その接客が気に入らない…なんてことでよくケンカしていました。
起業したての時はお互い余裕が無いのでそんな感じで小さいことですぐにケンカしていましたが、2~3年で上手く折り合いがついて全くケンカしなくなりました。
なんでかな~と考えてみたんですが、お互いの考えを「合わせよう」と思っていたからケンカしていたんですね。合わせるんじゃなくて、「理解しよう」と思ってからはお互い尊重しながら仕事が出来るようになった気がします。
お互いお客さんに喜んでもらうためにやっていることなんですが、そのプロセスが違うと色々言いたくなる。しかしそこをグッと堪えて他の部分を見ていると、自分には無い良いところが沢山見えてくる。
これは仕事だけでなく普段の夫婦の関係でも言えてくるような気がします。
向いている方向は同じなんだけど、順番やプロセスが違うだけでケンカになる。
自分の理想の形があって、その理想と相手がかけ離れると気に入らない…。
ウチの場合、結婚式の内容を決めるときにこのせいで大ゲンカしました(笑)
あっ、洗濯物の干し方も…(笑)。
何だかんだ、夫婦でもあり仕事パートナーでもある夫。
仲良くやっていくのが一番ですね。
今日はバレンタインデーなので日頃の感謝に美味しいチョコレートでも渡そうと思います。
そうそう、最近夫婦で面白いデートをしたので、また次回にでも書きますね。
デートにマンネリしてきたカップルにもおススメのとっても刺激的なデートでした(笑)