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やるからには徹底的に

これから外装の研磨と再メッキを行うマストタンク達。
私達で販売する際に外装に手を加えた方が良いのかどうかは時計によって判断しますが、
マストタンクは比較的初めて時計を持たれる方が多いことと、
タンクという上品な時計のイメージを考えると綺麗にした方が良いかなと思い、
ちょっとでも外装の状態に納得できない場合は仕上げを行います。




これからメンテナンスを行うケースのコンディションも、
そこまで手を加える必要があるかどうかと言われたら…
やらなければやらないで問題ないと思います。
しかし外装を仕上げた後に一部カルティエへ文字盤なども交換するので、
どうせやるならバキバキにメンテンナンスしようと思っています。
そこまでやれば販売価格も高くなると思うのですが、
コンディションが悪くて安いよりも、
コンディションが良くて値段が高い方が良いと思うのです。
値段が高いと言っても先日入荷したアイボリーもシルバーも20万円台前半。
これが高いか安いかは買う方が判断されると思いますが、
お陰様で共に売約済みとなっております。

私達は店舗を構える以上、多くのお客様に時計の面白さや楽しさを感じてもらえ、
商品のクオリティに納得してもらいたいと常に考えています。




これがウチで仕上げをしたマストタンク。
時々、新品と思ってくださる方もいらっしゃるので、
状態としてはめちゃくちゃキレイだと自信を持っています。
もう少し寄って見ると…





金は柔らかい素材なので布で軽く拭いただけでも小キズが付くのですが、
かなり間近で表面を見て気付くくらいのレベルだと思います。
どうでしょうか?せっかく買うのなら状態が良いほうが良くないですか?
数千円、数万円の値段の違いであればキレイな方が良いはずです。

ヴィンテージ品は現存数が増えるものではありません。
つまり出会ったときに目の前のものしか選べない。
でも100%納得のできるコンディションのものは基本的に無いと思った方が良い。
どこかしらダメージはあるものです。
しかしそのダメージも程度によっては愛着になるし度が過ぎればただのガラクタ。
だからこそ時計を買うときに商品の状態はもちろん、
購入後にどこまでメンテナンスができるのかというのはかなり重要なことです。

これから仕上げに出すケースは2カ月半後に戻ってきます。
そこからカルティエに修理を出したら約1ヵ月。
つまり店頭に並ぶまでに約4ヶ月かかるんです。
それだけ手間暇かけて儲かるかと言われたら真っ先に「儲かりません」と言います(笑)
ではなぜそこまでやるのかと言うと、
時計は本当に面白く楽しいアイテムだと思っているからこそ、
多くの方にヴィンテージウォッチに興味を持ってほしいからです。

これらの時計はしばらく先に戻ってきますが、
徹底的にメンテナンスした時計を楽しみにしていてくださいね‼

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