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超衝撃の新事実!

ウチのお店でも大人気のマストタンクシリーズ。
1976年からコレクションに加わり廃盤になったのが2004年頃。



1999年頃にモデルチェンジをして左の旧型から右の新型へと一回りサイズアップ。
デザインの大きな変更はありませんが所々ディティールの変更があったり、
文字盤のパターンもアイボリーローマ以外は一新。

細かいディティールの違いはサイズが縦横とベルト幅が1mmアップ。
文字盤はローマ数字の所が少し浮き上がって立体的に(写真じゃわかりません)。
ケースサイドのネジは旧型はインナーケースを抑えるものでしたが新型は飾りネジに変更。
裏蓋のネジは旧型が4本で新型が8本。
旧型のインナーケースはプラスティック製で新型は裏蓋と一体型となっているので金属パーツ。
後は旧型はリューズに巻芯が機械と直接繋がっていたのですが、
新型は接手巻き芯に変更されていたのでリューズを強く引っ張ると抜ける構造です。
機械は両方同じクォーツムーヴメント(新型LMは秒針とデイト機能があるサントスガルベと一緒の機械)。

ザっと新旧の違いについて違いを書いたのですが…
今日初めて衝撃的な事実を知りました…
リューズの素材は旧型はメッキなのは知っていましたが、
新型のリューズは「18金無垢」だそうです‼

これは本気で驚きました。
パッと見た目は一緒で接手かどうかだけの違いだと思っていたら、
素材がまるっきり違うとは…
というか接手なのに金無垢使いやがって引っ張ったときに無くしたらどうすんだよ??

なぜ今回初めて違いを知ることになったのかと言うと、
旧型は過去に何度もカルティエでリューズ交換を行っていたので、
金額がパーツ単体で6千円ほどというのは知っていました。
メッキにスピネル付けただけで6千円もどうかなと思いますが、
現在修理依頼をしている新型のリューズ取り付けを依頼したら…

パーツ単体で「\23,000」ほど…

最初はガラス交換もお願いしていたからガラス代だと思っていましたが金額がちょっと違う。
見積もりの項目を見ると「リューズ」と書いている。
これはおかしいと思い連絡をしてみると初めて事実を伝えられました。

「マストシリーズは一部リューズに18金を使っている」

マジか‼
見た目じゃ違いはほとんどわかりませんが、
まさかマストシリーズで18金を使っているなんて。
なので予想していた修理代が大幅に高くなりました…オワタ(^^)/
パーツ代が約4倍って…Orz

一応、売価予定に変更はありませんが、
次回入荷する予定の新型マストタンクはウチのお店は全く儲かりません(笑)
いい勉強になったと言えばそうですが、
衝撃的過ぎて頭がおかしくなっています(笑)

予想ですが1999年以降のマストシリーズのリューズが18金ということであれば、
同じ年代に販売されていたマストラウンドもリューズが18金なはず。
ひょっとしたらマストコリゼの後期型もそうかもしれない。
両方とも現在販売中の商品ですが、
新型のマストタンクを操作する時はリューズを慎重に扱いましょう‼
リューズ単体交換だと工賃もかかるので3万円台後半の修理代が掛かるかも。

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