SEIKOSEIKO
ライオン色々♪
ご存知の方も多いと思いますが、
セイコーはクロノメーター表記(実際はクロノメーターに通していませんが)のものは、
裏蓋にライオンつまり「獅子メダリオン」が貼られています。
素材はGS1stの初期が14金無垢で後に金張りに変更されます。
その他は金張り。
まぁそんなことはどうでも良いとして、
自社の高品質のものに何か特徴を付けるセンスが好き。
大体はスペックを文字盤や裏蓋に記載することが多いのですが、
文字盤にあれやこれや書くとゴチャゴチャした印象になるのであまり好きではありません。
それもあってロレックスがイマイチ好きになれないのはそういうところ。
でもオイスターやプレシジョンは表記が少ないのでOK。
多分カルティエが好きなのも文字盤に余計な表記をしないからかも。
セイコーくらいのスペック表記がギリギリ。
時計は「シンプルであるべき」と思っているので、
何ならブランドロゴ以外は何も無いくらいのスッキリした文字盤のものが良いですね。
マストタンクやサントスならインデックス無し、
私物のオメガに至ってはロゴのみ。
セイコーは獅子メダリオン以外にも色々なデザインを裏蓋に施します。
見えないところに装飾を施すというさり気なさは、
かつての「粋」な日本人を表している気がします。
そういう意味ではGS1stはよく考えられたデザインだと思うし、
後に機能的な時計がメーカーの技術力を表すようになっても、
華美なデザインはあまりしない。
何というか「言わなきゃわかんねぇ奴は言ってもわかんねぇ」的な。
過去のブログでも何度か書きましたが、
時計も服も靴もバッグも、
持ち物なんて持っている人より目立ってはダメなんです。
何よりも「身に着けている人がステキ」であるべき。
こういうタイミングだから自分の持ち物を振り返ってみて、
自分を際立たせてくれるもので統一するっていうのも良いかもしれません。
自分もクローゼットを見渡して不要なものは処分しました。
必要最低限まで減らしたら必要なものが見えてくる。
結果…「本当に良いもの」しか残りませんでした。
「多くの粗悪品より少しの良いものを」
そう心掛けるとクローゼットはもちろん自分の気持ちも軽やか。
ホント「空も飛べてしまいそう」な気分でした。
って、何の話してたんだっけ??