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イタリア旅行記・偉大なフィレンツェの風景
フィレンツェの最終日は荷物をまとめていつでも出発できる状態でお出かけ。
朝食はイタリアらしくバルで定番食をいただきます。
カプチーノとコルネッリ(クロワッサン)はイタリアの朝食の定番らしい。
一人一品ずつと飲み物をオーダーすると例のごとく何かを忘れられる(笑)
イタリアではどこでもそんな感じだったのでいちいち気にしないことと、
改めて日本のサービスは徹底されて素晴らしいと実感します。
今回はホテルのすぐ横のバルへ行きましたが7時半にオープンなのに、
陳列棚には目一杯の美味しそうなパンやドーナツ、
サンドウィッチが並んで見るのも楽しい。
味は格別の美味しい。
フィレンツェの綺麗な街並みやお店の雰囲気、
カプチーノの優しい味やコルネッリやドーナツの甘い香り。
こんなに美味しい朝食は日本ではなかなか味わえません。
ちなみに値段は全部で9ユーロ。
安いし美味しいし言うことなし。
食べ終わるころには地元の方で込み合うので人気店だったのかもしれません。
朝食を済ませてドゥオモへ歩いていきます。
この日で最後のフィレンツェはもっと楽しみたかったという想いが強く、
ミラノも本当に楽しかったけど個人的にはフィレンツェの方が好きかな。
最初はただの下町だと思っていましたが、
深い歴史が作り出す街並みは芸術そのもの。
歩いて数分で目的地に到着。
ドゥオモ本堂の上の階は事前予約が必要で数週間前から予約しないと行けないそう。
1階は無料?で入れるそうですが朝から結構人が並んでいます。
そこで今回は横のベルタワー(鐘の塔)に登ります。
ここはすぐ近くのチケットカウンターで1人10ユーロくらい。
当たり前ですがトイレは無いのでカウンター横の有料トイレは必ず行くように。
タワー下から写真を撮りますが入りきらない(笑)
入口から少し狭いのですが、
階段はもっと狭く急なので気合と根性を持って行きましょう‼
ここからは各階の写真を掲載していきます。
少しづつ変わる景色をご覧ください。
途中、本物の鐘を置いている部屋に来ます。
実物はもの凄く分厚く何百年という歴史の重さを感じます。
しかしこういう場所に必ず現れる不届者が鐘や壁などに落書きをし、
毎回綺麗にしているという案内を見ると、
世界中どこにも馬鹿な奴はいるんだと思います。
わざわざ落書きして何がしたいんでしょうね?
ここの部屋に来たら…終わりじゃないんです。
まだまだ先があります。
行き交う人たちに挨拶をしながら進むと、
フランス人のお爺ちゃんが「小さい子供なのにすごいね。何歳?」
と聞かれて「6歳ですよ」と伝えたらめちゃくちゃ驚かれました。
実際ここを登るのは思っていたよりも大変。
皆さん息を上げながら頑張って登っていました。
本堂の頂上と目線が同じくらいになってきました。
ここまで来たらあと少し。
やっとの思いで頂上に到着。
ちなみに上と同じ写真ではありません。
同じような写真を撮りましたが微妙に高さが違うところに気付いてください(笑)
朝の冷たい空気が心地よく感じるほど全身が熱くなりますが、
登頂した時の感動はそれすらも忘れます。
眼下に広がるフィレンツェの街並みは人と歴史が造った芸術作。
これが人の手によって何百年も存在していると考えると凄すぎます。
災害が多い日本では建物の寿命は長くても300年程度と聞きましたが、
数千年単位で街が存続するヨーロッパは建築も楽しめる場所。
夕陽がキレイでこの界隈は夕方に人気というのもわかりますが、
朝陽が見られる早朝も個人的におススメです。
友人に言われましたがドゥオモに登るとどこからか、
「エンヤ」の唄が聴こえると言われましたが…
本当にそうでした(笑)
フィレンツェに来たら絶対に行きたいスポットです‼
ホテルのチェックアウトまで少し時間があるので、
近くのアイスクリーム屋さんによると
インパクト強めな看板(笑)
鐘の塔横にある広場で開いていたお店で、
ベースのバニラアイスをたっぷりのチョコレートに漬け込みます。
そこから10種類くらいあるチョコレートの粒を3種類トッピングするのですが、
お店の人にトッピングの試食をお願いすると快く味見させてくれます。
これが…ビックリするくらい美味しい。
イタリアをはじめヨーロッパはチョコレートが有名なところが多いのもあって、
日本で食べる超高級チョコレートがお小遣い程度で買えます。
しかもツンとした嫌な甘みではなく、
チョコレートの香りが際立って甘さも程よい。
子供に注文させるとなぜか控え目なトッピング1つ(笑)
最後はホワイトチョコレートをかけて完成。
普段は甘いものはそこまで食べませんが、
これは毎日でも食べたくなる美味しさ。
旅行先では普段食べないものでも遠慮なく食べるから太る(笑)
でも美味しいからいいや!
ここから今回の旅行で一番の目的地へ向かいます。
ずっと行きたいと思い約10年。
ついに夢を叶えました。
次回「悲願の味」。