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VOGAに行ってきたよ。
嫁、一人で3時間も居ました・・・。
島根県江津市にあり、広島から高速を使って2時間弱。
すぐ近くには、キレイな日本海の広がる岩見海浜公園や中四国最大の水族館”アクアス”もあり、
自然の豊かなステキな街。
実は、私の父の生まれ故郷が隣の金城町という所ということもあり、
祖父祖母の墓参りがてら、ずっと行ってみたかったwatch museum VOGAさんへ行ってみました。
VOGAさんは、館長である益井俊雄氏がバイヤー生活30年の間に収集した
貴重なアンティークウォッチコレクション約800本を常時展示しており、
隣にはカフェレストランも併設されており、時計好きにはたまらない、”夢のテーマパーク”。
先日、ウチも出展させて頂いた、LowBeat主催のアンテークウォッチフェア銀座でも、
レアピース数本を展示していらっしゃいました。
アンティーク時計業界では、知らない人は居ないのでは??という位有名な方です。
さて、店内に入ると、左側がカフェレストランスペース、
右側が展示スペースとなっており、カフェレストランは地元のお客さんも多く、
ランチタイムはほぼ満席状態でした。
ランチは後で頂くとして、まずはじっくりアンティークウォッチの展示を見学することに。
入ってすぐ、パティックフィリップ。
カラトラバに、トロピカル、ティファニー×パティックの懐中時計など、最初から目が離せないラインナップ。
奥に進んでいくと、オメガ、ロレックスに至っては、アンティークで人気の歴代モデルが大集合。
ロレックスは、GMT,サブマリーナ、エクスプローラー、シードゥエラー、デイトナ…
ターノグラフにバブルバックなどなど、中には一千万円クラスも。
当店でも取り扱いしているデイトジャストや、オイスターパーペチュアルもありましたよ~。
これだけ並ぶと、見応えがスゴイです。
写真も撮っていいですよ~と館内のスタッフの方に言って頂き、写真を撮ろうにも、
もうどれを撮ったら良いのか分からないくらいの本数です。
アンティークウォッチショップだと常に在庫が流動するので、
一度に歴代モデルが見られることは滅多にないんです。プレミアのついている歴代モデルが並ぶ姿は、ただただ圧巻でした。
オメガも、スピードマスター、シーマスター、30㎜キャリバー、コンステレーション、
デヴィル×カルティエなんてのもありました。
個人的には、歴代のコンステレーションが並ぶコーナーが一番好きで、ず~っと眺めていられました。
他にも、IWCやユリスナルダン、ジャガールクルトにジラールペルゴ、カルティエなどなど、
それはそれは見応え充分。
入館料が1,000円で良いんでしょうか。
3時間も居た人は私が最初で最後かもしれませんね。。。
国産も、セイコーのワンプッシュクロノやワールドタイムなどなど、面白いのが揃っていました。
さて、充分すぎるほどコレクションは拝見させて頂いたので、
続いては隣のカフェレストランへ。
こちらも、めちゃめちゃオシャレな店内で、
アンティークの家具がセンス良く配置されています。
地元の方なのでしょうか…
品のあるご年配の方々が、コーヒーを飲みながら談笑しておられました。
席にすこし空きも出てきたので、ゆっくりランチをすることに。
メニューは、ビーフシチューや、島根の肉や野菜を使用したこだわりのある料理ばかりでした。
出てきた料理も美味しいのですが、接客してくださったスタッフの方が本当に良い方で…。
お腹いっぱいだったのですが、モンブランにコーヒーまで頂いてしまいました。
こちらに来て思ったのですが・・・
アンティークを扱う仕事は、
想像力を使い、隅々にまで気を配るような配慮ができなければならない、ということ。
アンティークウォッチは、50年近く時を経て、今も誰かの腕に渡り、動き続けている。
それを人に販売する、ということは、
前に使っていた方の状態をよく確認し、次に繋げるためにしっかりとメンテナンスをする。
これから購入するお客さんには、どんな使い方をするのかを聞き出し、想像力を膨らませて、
今後一生モノとして使えるように、最大限の提案をする。
購入された後のメンテナンスのことも考え、次の世代に繋げていけるようなお手伝いをする。
古いものだからこそ、販売する側も、使う側も、しっかり愛情をかけるのが、アンティークウォッチの世界。
今回、VOGA watch museumにお邪魔して、
館長の益井俊雄氏の、アンティークウォッチに対する愛情をバシバシ感じることが出来ました。
あっ、今回お邪魔した、VOGA watch museumさんのコレクション本を購入して帰りましたので、
気になる方は、ぜひ店頭で読んでくださいね。