カルティエの腕時計はどれも芸術的なデザインをしており、
一目でそれと分かるものが多いのも特徴です。
1世紀以上変わらないデザインを持つタンクや、
腕時計のはじまりとされるサントスなど、
デザインの奥深さ以上に歴史の深さもカルティエの魅力を高めています。
その中で現在はラインナップされていない、
ヴィンテージモデルならではのデザインをした「ヴァンドーム」もユニークなアイテムです。
1930年代、ルイ・カルティエがフランス・パリの「ヴァンドーム広場」でインスピレーションを受けたとされるヴァンドームシリーズ。
カルティエでは珍しいラウンド型の腕時計は薄型で、身に着けたことを忘れてしまうほどの着け心地。
時計本体とベルトを繋ぐラグも非常に特徴のあるデザインをしており、
腕時計でありながらジュエリーのような上品さを感じます。
レギュラー商品としては1980年代からラインナップされ、
このケースデザインを活かした豊富なバリエーションも魅力的で、
現在ではカルティエのヴィンテージモデルでタンクに並ぶ人気を誇るヴァンドーム。
こちらは通常のSM(スモールモデル)サイズよりも小振りなPM(プチモデル)サイズ。
1990年代頃にラインナップされたミニサイズの1つ。
生産期間の短さから見かける機会の少ない希少品です。
レギュラー商品ではヴェルメイユやステンレス素材を使用したものなどもありますが、
ミニヴァンドームは贅沢な18金イエローゴールドを使用し、
リューズにはブルーサファイアを採用しています。
時計本体に高級な素材を使用していますが、
小振りなサイズということもあって決して華美にならず、
さり気なく個性を主張してくれる絶妙な大きさです。
これから半袖の季節となり一層活躍の場が広がりそうな気がしますね。
今回の販売にあたりカルティエにてコンプリートサービスを行い、
その際に文字盤と針も新品に交換済み。
しっかりとメンテナンスの行き届いた個体となりますので、
ご購入後も安心してお使いいただけます。
最近では金の高騰も相まって18金素材の時計は値上がり傾向にありますが、
今回の価格で販売できるのは恐らく最後のチャンス。
金額は決して安くはありませんが、それ以上のレスポンスは必ずありますので、
この機会をぜひお見逃しなく。