先日ご依頼いただきました顧客様の時計のメンテナンス。
急な雨の日にご使用され、水入りで大至急オーバーホールを行いました。

最近は線状降水帯やゲリラ豪雨もあり、以前のような雨の降り方ではなく、
集中して滝のような雨が降ります。
そんな日は種類に寄らず腕時計のご使用を控えることをお勧めしますが、
そうとは言っても午前中は晴れて、午後から急な雨が降る日もあります。
そういった時は腕時計を外して濡れないようにバッグに入れたりなど、
ちょっとした対策をして頂けると良いと思います。
ただ雨が降ると同時に湿度も高くなりますので、水に濡れる以上に湿気の影響にも注意が必要です。
湿度があまりにも高い日は日常生活防水の腕時計でも防ぐことができないほど、
今の湿気が強い日の湿度は高いのです。
こういった日も雨の日と同様に腕時計を外してバッグに入れるなど、
天候によってちょっとした対策をしてあげてください。
今回の修理は雨でズブ濡れになったそうなので、
一刻も早くオーバーホールを行う必要がありました。
水没は時間が経てば経つほど内部にダメージを与えるので、
雨や湿気の影響を受けた時計はすぐにでも修理のご依頼が必要です。
幸いにも今回はお客様も大至急時計を送付頂いたので大きな損傷もなく、
通常のオーバーホールで直すことができました。
過去のブログでも水没に関する記事を書いていますが、
こういった記事を読んでくださった方が焦らず対応していただけるのは、
ブログを書いていることも一因なのかなと思っています。
今後も時計の扱い方や注意事項なども含めブログに掲載しますので、
何かあったときはいつでもご遠慮なくお申し付けくださいね!