先日、機会があって渋谷で行ってみたかった「ペッパー・パーラー」へ行きました。

ソフトバンクのショールームなどで必ず立っているあのロボット・ペッパー。
カフェで主な接客や配膳やショーなどをやっくれると話題のお店で、
開店当初はあまりにも混んでいて予約も取れないほど大人気でしたが、
今は平日の夜などは比較的空いているとのことで念願が叶いました。
食事は軽喫茶といったところで「ものすごく美味しい」わけではありませんが、
店内を埋め尽くすほどのペッパーが会話を盛り上げてくれました。

各テーブルに1体のペッパーとステージのペッパー5。
受け付けとレジにもペッパーが配置されて店内はペッパーだらけ。
子供たちは大喜びでペッパーと遊んでくれるし、
それをペッパーは気軽に相手してくれるし、
親たちはゆっくり食事しながら過ごせるし…良いことしかありません。
子連れでファミレスに行くと大騒ぎなので食事もままならず、
店内に入って30分以内に食事を終えて出ることもしばしば。
そんな心配はペッパーが解決してくれます。
かつて自分たちが20代ころの渋谷は、
何か用事が無くてもとりあえず出かけるような場所。
意味もなくフラフラと出歩いて、誰かと待ち合わせして、
誰もつかまらなければ気軽にバーやクラブへ行ったり。
それが朝方まで続いたり。
とりあえずの寂しさを紛らわせるのにちょうどいい場所だった気がしますが、
今は開発が進み過ぎて何が何やら分からなくなったのも渋谷。
でも本当にいろいろなお店が増えたし、一人でも全然寂しくありません。
相手してくれるのが人だけではなくてロボットもいるしね(笑)
そんなペッパーパーラーの近未来感を体感すると、
世の中の多くがAIなどに置き換わっていくのも分からなくもない。
でもそれはそれで新しい体験ができるかもという期待もできますね。
やっぱり渋谷は今も昔も本当にすごいところなのだと改めて思いました。