腕時計の基本となる1969年製のオメガ・ジュネーヴ。

腕時計の基本となる1969年製のオメガ・ジュネーヴ。

本日入荷しました「オメガ・ジュネーヴ」はシンプルでベーシックな手巻き時計。

初心者から詳しい人まで腕時計の基本を学べるお勧めの一品です。

 

 

機械式の腕時計で最もアナログな手巻き時計。

リューズを回してゼンマイを巻き上げるという構造は、

柱時計や懐中時計から続く基本的な腕時計の設計。

 

手巻き時計が進化したものが自動巻きの時計で、

さらに進化したものがクォーツ時計となりますが、

やはり手巻き時計ならではの「自分が操作しないと動かない」という点は、

時計に対する愛着を一層深めてくれるものだと思います。

 

今回のジュネーヴはデイト機能なども無い至極シンプルなもの。

時計のデザイン自体もベーシックなラウンド型ケースで装いやシーンを選ばず使えるので、

腕時計だけでなく装いのマナーも一緒に学ぶことができます。

 

 

普段目にすることのないムーヴメントはこのようになっており、

いくつかの歯車の輪列が重なり合って手巻きの時計を構築しています。

 

ほんの数ミリ程度しか厚みの無い機械に、

いくつものパーツが重なり合っているのを見ると、

人類の英知というものが如何に素晴らしいか、

時計だけでなく職人さんのアイデアなども学ぶことができます。

 

今の時代はこういったアナログなメカニズムは必要とされるシーンは少ないかもしれませんが、

小さなことの一つ一つが積み重なって製品ができあがる。

そういった工程がこのムーヴメントにも息衝いていると考えると、

改めて時計を考えた人は偉大なのだと実感します。

 

 

時計としての造形美だけでなく、

装いを引き立てるアイテムとしても魅力的なこちらの時計は、

製造から50年が経とうとしていても輝きを失わず、

むしろ一層大切にしてきたいという気持ちを掻き立ててくれます。

 

メンテナンスを定期的に行うことで何十年と使うことができる機械物は、

腕時計以外ではそう多くはありません。

その一つにお勧めしたい今回のジュネーヴは、

何世代にも渡って引き継ぎたくなる魅力を感じます。

 

こういった時計としての面白さをオメガのヴィンテージウォッチから感じ取ることができ、

今も多くの人たちを魅了し続けています。

 

改めて時計は面白い!そんなアイテムです。