本日入荷しました「カルティエ・マストタンク」は定番のアイボリーローマ文字盤。
1976年に発表され2004年頃の生産終了までラインナップされた名作です。

こちらは生産初頭の手巻きモデル。
タンクルイカルティエのデザインを踏襲したベーシックな一品。
カルティエらしいローマインデックスとレイルウェイデザインの文字盤に、
黄金比率と言えるレクタングル型ケース。
100年以上変わらないデザインを持つ腕時計として、
カルティエのシンボル的な存在でもあります。
そういったカルティエの歴史を反映したかのようなマストタンクは、
生産終了となった今も根強い人気があります。

マストタンクをはじめ当時のカルティエの腕時計は、
文字盤にラッカー塗装を施しているものが多く、
経年で表面がヒビ割れることが多数あります。
これは製品の性質上、仕方のないことであり、
オリジナルコンディションの9割近くは文字盤に何かしらのダメージがあります。
しかし今回の個体は当時の文字盤にも関わらずヒビ割れがありません。
細かく言えば文字盤外周に微細なダメージはあるもののほとんど目立たず、
塗料の艶もしっかりと残っており良好なコンディション。
久しぶりにここまで綺麗な状態で見ることができて気持ちが昂っております。

身に着けた時の印象はまさに芸術品。
昨日入荷したブラックとは違う柔らかな印象や、
肌馴染みの良さはアイボリーローマ文字盤ならではの魅力。
シリーズの定番なだけあって最後までラインナップされた意図が伝わり、
今見ても色褪せない魅力を感じられることに心から納得できます。
今回は外装もしっかりとメンテンナンスを行っており、
ヴィンテージウォッチとは思えないほど綺麗なコンディションの個体。
これほどのアイテムは今の時代ではなかなか出てこないと、
自信を持ってお勧めできる一品です。
次回入荷を悩んで切る間に売り切れてしまっては元も子もない。
この機会はぜひお見逃しなく!
