先日お持ち込み頂いたロレックス・デイトジャストRef.16264サンダーバード。
20年間メンテナンスをされていなかったそうなので、
少々金額は掛かりましたがしっかり直して納品いたしました。
10年くらい前に旧型のRef.1625を持っていましたが、
準スポーツモデルと言われるサンダーバードは、
高級感とスポーティさを併せ持つロレックスの名作。
個人的にも好きな時計の一つです。
今回は今までオーバーホールをしたことがなく、
正常に動作しなくなったとのことで修理をご依頼。
内部をはじめ外装の傷も多く、
ベゼルの緩みやエンドピースの広がりもありました。
この辺の時計はローターが高回転する構造なので、
定期的で早めのオーバーホールは必須。
今回は少々金額が高くついたと思いますが、
お客様も納得して頂けたので良かった。
今回は
オーバーホール¥27,500
新品仕上げ¥11,000
3番車交換¥22,000
巻上車¥15,400
ローター芯交換¥22,000
ゼンマイ交換¥7,700
ベゼル調整、エンドピース修正サービス
合計¥105,600
ロレックスをはじめ他のメーカーもパーツ代が高騰しており、
今回はこの金額で収まりましたが、
次回のパーツ代は上がる可能性が高い。
大きな修理にならないためにも定期的に、
そして時計によっては早めの修理をお勧めいたします。