昔からクォーツ時計は機械式腕時計に比べて冷遇されがちですが、
果たして本当にそうでしょうか?
個人的にはそれぞれにそれぞれの良さがあるので、
良い悪いの2択で計れるほど簡単な話ではありません。
クォーツ時計は機械式の時計が一層便利に、
そしてより普及するために研究され開発されたもの。
今売られている時計の9割はクォーツ時計と言われていますが、
実際に使いやすいし便利。
とは言えクォーツ時計が普及して半世紀近くともなれば、
よく言われる「使い捨て」感は否めず、
事実、直すことのできないクォーツ時計も沢山ありますが、
ちゃんと直すことのできるクォーツ時計も存在するのです。
カルティエのクォーツモデルは80年代前半からラインナップされますが、
メーカーへ修理を依頼すると現行の機械に交換してくれます。
もちろん修理代金は決して安くはありませんが、
新しい規格の機械になることも一つのメリット。
そしてカルティエのクォーツ時計は世界有数の宝飾ブランドらしい「デザイン」の良さ。
これは時計の枠を超えた芸術的なもの。
時計はいくら機械が良かったとしても、
やはり外観のデザインも機会と同じくらい大切。
個人的にサントスガルベのクォーツモデルは時計の中でも非常に好きなデザイン。
全体に丸みのあるケースデザインがクォーツモデルの特徴でもあり、
文字盤の淡い色とインデックスのブルーのコントラストが絶妙だったり、
針とリューズの石の色もインデックスと同じブルーだったり。
ブルーやネイビーが好きな人には堪らない組み合わせですね。
こういった時計だからこそフォーマルの時はもちろん、
ジーンズと合わせるのもカッコ良いかと。
時計は身に着けるものだからこそ「装う」という部分は服や靴と一緒で、
自分が素敵に見えてこそなところもある気がします。
時計は時計で愉しめばいいし、
だからといって他を卑下することも無く、
それぞれの良さを感じてほしい。
それが「時計好き」というもの。
まぁこの時計は自分が欲しいからこんな長文になってしまうのですが、
純粋にデザインが良いなと思うので機械がどうのこうのは気にならないかな。
それだけ「魅力的」だということですね‼
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