バラしたら分かる年式による違い。

バラしたら分かる年式による違い。

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以前ご購入頂いた時計の定期メンテナンス。

オーバーホールのご依頼の際にケースの洗浄を行い作業します。

こちらは2000年頃のマストコリゼ。

 

マストコリゼ自体は1989年頃にラインナップされたそうですが、

最初のケース形状は裏蓋のネジが2本。

後年マイナーチェンジの際に文字盤のバリエーションも変わり、

ケースの構造も変わります。

 

この年代からネジが4本留めへと変更され、

裏蓋も重量を感じるくらい厚くなっています。

時計を正面から見ただけでは気付けない、

バラしたときに気付ける事柄もあります。

 

さらに細かく書くとムーヴメントの仕様変更もあり、

旧型はマストタンクLMと同じ機械、

後年はマストタンクSMと同じ機械へと変わっています。

 

どちらが良い悪いはありませんが、

何となく後年のモデルの方がマストタンクも含め、

堅牢な造りをしている気がするので、

選ぶときの参考になればと思います。

 

何を買われたとしても、

私共で販売したものであればしっかりと、

責任をもって修理を致します‼

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