上野は乾物、昼呑み、アメカジの街です。

上野は乾物、昼呑み、アメカジの街です。

先日、東京へ行って事務所と家の準備アゲイン。

今回は天気が悪く非常に寒い中、

素人には過酷な電話線の取り付け作業がありました。

重い床の鉄板を剥がして壁から線を取り出し本体につないで動作チェック…

何屋なんだろうと疑問に思いながら作業が完了。

 

その後、行きたかった上野へ直行。

今回は大好きな「アド街ック天国」で観た懐かしいお店たち巡り。

上野はホームグラウンドと言っていいほど馴染みのある街。

昼間から飲み屋が賑わい、

しゃがれた声で「1000円~~」が響き渡り、

排気ガスと下水の悪臭のハーモニーが頭をトリップさせるステキな街。

 

乾物に生の魚介にケバブに。

何から何まで食材が揃うだけでなく、

かつてファッション発信基地でもある上野。

日本のアメカジはここからスタートしていると言っていいほど、

老舗のアメカジ店が軒を連ねます。

 

特に上野と言えば「ヒノヤ」

今回一番の目当てはこのスウェット。

「低速台丸機」という織機で作られたスウェットで、

この機械が今では現存する台数が少なく非常に貴重だとか。

これで織ると生地が非常にしっかりするので、

着れば着るほど生地が味わい深くなるそう。

 

この機械はその名の通り低速=ゆっくり織るので、

一日で生産できる枚数も限られていて、

製品にすると意外と高価だったりしますが、

ヒノヤオリジナルのスウェットは思いの外手頃。

 

クォリティ以上に値段が安すぎる気がしないでもないですが、

テレビ放映後に爆発的に売れたそうで、

カラーも一部しか残っていなかったとのこと。

でもスウェットの基本はグレーだと思うのでサイズもあって良かった。

 

今日から冷え込むので、

スウェットのように動きやすくて暖かいものがあると非常に便利。

暑くなるまで徹底的に着込んで、

どのように変化するかを楽しみにしておきます。