主治医だった先生の「真剣さ」のおかげ。

主治医だった先生の「真剣さ」のおかげ。

昨日は東京へ引っ越してからやりたいことの一つ、

「家族で木更津へ帰る」が11年ぶりに実現しました。

 

朝8時に出発してあれやこれやと行きたかったものの、

首都高速で車が大破する大事故で大渋滞。

予定より1時間遅れて木更津の「三井アウトレットパーク」から。

 

自分たちが住んでいたころより3倍近く増床され近所には遊園地に、

さらに車で5分くらいのところに「コストコ」も。

アクアラインを降りてからの界隈も賑やかになっていましたが、

少し離れると変わらない田園風景。

これが良いんですよね!

 

昔住んでいたのは「請西南」エリア。

当時は開発中のベッドタウンでイオンタウンにヤマダ電機、

さらに綺麗なドン・キホーテなどがありましたが、

さらにお店が増えてより住みやすく。

上の子を連れて近所を散歩したことが昨日のことのように、

改めて良いところに住んでいたことを実感します。

 

そして今回一番行きたかったのはお世話になった産婦人科。

住んでいたところから最寄りの産婦人科の病院。

木更津で数少ない産婦人科ですがかなり昔からあるようで、

割と高齢の主治医の先生で2代目だとか。

過去に書籍も出されたことがあるそうで、

見た目は強面ですが話すと出産に対する真剣さが伝わる方。

 

この日は日曜日で休診日で急な訪問なので先生に会うわけではありませんが、

上の子は物心がつく頃に広島に引っ越したので木更津の記憶はありません。

引っ越した理由は過去に何度か書いた「水腎症」によるもの。

 

妊娠中からエコーで影が見えるからということで出産後に知らせていただいたのですが、

多くの場合は出産後に何かしらのトラブルがあって水腎症が分かることが多いそう。

出産前に言われなかったのはきっと先生の心遣いで、

産後になるべく早く大きい病院で検査をと勧められました。

 

そこから総合病院で診てもらうと先天性の水腎症。

もしものことを考えると早く手術した方が良いかもということで、

有名な専門医の先生を紹介していただいた先が広島市民病院。

遠い木更津から広島に帰ることになったのも何かの縁なのかもしれません。

 

そこから今後のことを夫婦で話し合い起業することに。

この時に広島に帰らなければお店を始めることもなかったし、

子供に水腎症がなければ木更津に住み続けていたかもと思うと、

凄く感慨深い気持ちになります。

 

先日、上の子の定期健診で経緯を話すと、

出産前に気付いてくれる先生はほとんどないし、

ちゃんと適格にアドバイスができる人も少なくないとか。

出産を支えてくださった先生は昔ながらの人で厳しいことも言うけど、

それは出産をはじめ生まれてくる子供に対する愛情もあってだと思います。

 

木更津に住んだのは1年半ほどと短いですが、

出産のときや起業のときに助けてくださった方々が多いので、

皆さんに感謝してもしきれない。

だけどこうやって帰って来ることは自分たちにとって必然なこと。

 

次に木更津へ行くときは産婦人科をはじめ、

司法書士の先生にもお礼を言いに行かないとな。

自分たちは人に助けられてると実感した休日でした。