昨今、「オーバーツーリズム」とよく聞きます。
東京や大阪などの都市部に限らず、地方の小都市でも海外からの旅行者が多いとか。
自分が海外旅行へ行くことを考えると、わざわざ日本を選んで来てくださっている旅行者の方には有難く思う一方、
どこへ行っても人の多さに辟易してしまうのも事実。
そんな時だからこそ海外の旅行者だけでなく、
日本人ですら行くことの少ない国内の観光スポットに行くのも悪くありません。

以前住んでいた千葉県・木更津市のとなり、
富津市の有名な観光スポット「富津岬」にある「明治百年記念展望台」。
この日は別件で用事があり夫婦で訪れました。
木更津に住んでいた頃の思い出話が盛り上がり、
時間に少し余裕があったので勢い余って行ってきました。
清々しい秋晴れの空のもと、少し冷たい風が吹きつつも、
展望台の上から眺める東京湾の景色は絶景そのもの。
この10数年は仕事に子育てに忙しくて時間が取れなかっただけに、
ほんの数時間だけの空き時間が本当に貴重なのだと実感します。
上の子が生まれて富津岬のジャンボプールに行ったことを思い出すと、
10数年なんてあっという間に過ぎ去り、妙にセンチメンタルな気持ちになりましたが、
家族で一緒に過ごせる時間は何よりもかけがえのない時間。
そんな話をしていたら久しぶりに房総半島を旅行したくなりました。
今年もあと僅かとなりましたが、来週あたり房総半島ツアーでもしようかな。
この日は平日だったこともあって人は少なかったのですが、
仕事中に立ち寄ったオジサン集団や若いカップルなど意外な人の多さにびっくり。
でも旅行をするなら富津市界隈は穴場かもしれません。