基本はいつもここから。

基本はいつもここから。

今日は久しぶりに「ロレックス・オイスター」が入荷しました。

機械式腕時計を買ったことがある40代以上の方は、

ここから全てが始まったという方も多いはず。

 

ロレックス、機械式腕時計、ヴィンテージウォッチ…

時計のあらゆる事の始まりはこのオイスターから学び、

そこからスポーツモデルや他の時計にも興味を持ち周り回って今に至り、

またこの時計が懐かしくなっているはずです(笑)

 

当時は時計のことが分からない人がとにかく最初に勧められるのが、

オイスター、オイスターデイト、エアキング、パーペチュアル、パーペチュアルデイト。

価格順にも並べていますがオイスターが一番手に入れやすかったこともあり、

「入門モデル」と言われながら時計のことを学んだと思います。

 

でも結局は最初に選んだものが今思い返せば一番使いやすく、

歳を重ねて四十肩、五十肩が辛くなってきた年頃に物凄く馴染む、

オイスターという時計はそっと寄り添ってくれる存在なはずです。

 

今回は定番のシルバーではなくグレー。

そう、こう見えてグレー文字盤ですが、

当時のグレーは塗料のばらつきでシルバーに見えるものや、

チャコールに見えるものなど非常に幅広いカラーなのです。

余談ですがブルーも経年でネイビーからロイヤルブルーに見えるものもありますね。

 

こちらの個体は今風に言えば「ミディアムグレー」。

シルバーほど明るくなくグレーほど暗くは無い。

意外と絶妙な色をしているので服装やシーンを選ばず使えます。

 

そしてもちろんですが「ドーム型風防」に交換済み。

やはりこの辺のノンデイトモデルで最大のディティールはドーム型風防なので、

ここは個人的にも拘って取り付けています。

 

時計は今や本当に多くのブランドがあり、

様々なモデルがあるから何を選んでいいか分かりにくい。

でもきっと時計が好きな人は分かっているはず。

結局のところ時計は「使いやすく」て「シンプルなもの」に限ると。

 

時計は知れば知るほど面白い反面、

難しいことや分かりにくいことも多く、

我々世代以上のように近寄りがたい存在ですが、

多くのことも学び教えてくれる存在でもあります。

 

この時計が教えてくれることは何物にも代えがたい。

それが分かるからこそ時計を初めて持たれる方、

今まで時計をたくさん買われた方、

多くの方に手に取って欲しいものです。