先日お預かりした時計の修理は、お爺様の形見の腕時計。
風防と針が外れ、針は紛失されたそうです。
こちらは1960年代のセイコーの高級機種ゴールドフェザー。
薄型の手巻きモデルで非常に人気を博した名作です。
当時の時計は風防を嵌め込んで付けているので、
何かの拍子でぶつけたりすると風防が外れることがあります。
今回はオーバーホールと一緒に針の取り付けと風防の接着。
針は同じものが用意できないのですが、セイコーのパーツは共通のことが多いので、
こちらに取り付けられるパーツを用意しました。
これから作業ですが「形見」という大切な時計なので、
いつも通り、いつも以上にしっかりと修理を行います。
納期は約4週間。
必ず蘇らせますのでお待ちくださいませ!