新たに入荷した大人気のヴィンテージモデル。
カルティエ・サントスオクタゴンは生産終了から30年近くが経っても、
気に入って選ぶ方が多い名作の一つ。
八角形のベゼルにネジを装飾し、
それに合わせたカルティエらしいラブブラスレットを装備。
時計であるのと同時にジュエリーのような雰囲気も感じますね。
このサントスオクタゴンが1979年に発表され、
カルティエ初のステンレス素材を用いた時計ということで話題となり、
サントスガルベの初期型と一緒に販売されました。
1983年頃からマストシリーズなどでもクォーツモデルが生産されはじめ、
恐らく1980年代半ば頃からサントスにもクォーツモデルがラインナップ。
同じデザインで自動巻きと併売された今では珍しいモデルです。
時計の多くは自動巻きであれば専用のデザイン、
クォーツモデルであれば専用のデザインを用いることが多いので、
同じデザインで機械だけが違うシリーズは多くありません。
細かく言えば自動巻きは日付無しのホワイト文字盤、
クォーツは日付ありのアイボリー文字盤。
サントスガルベは自動巻きとクォーツでは全体のデザインが異なるので、
こういった存在は意外と貴重かもしれません。
サントスの自動巻きは女性でも使いやすいのですが、
クォーツは言わずもがな操作することが少なく、
腕時計の実用性で言えば一番使いやすい。
後はデザインの違いなどで選ぶときに悩まれる方も多いですが、
それぞれにそれぞれの良さがあるので甲乙付けがたい。
日付があって便利だとか肌馴染みが良い文字盤の色など、
悩んだら本当に単純な理由で決めて良いと思います。
絶対的にどれを選んでも「買って良かった」と思って頂ける時計なので、
自分のフィーリングを大切にするという、
時計選びで最も大事なことを感じて頂けるはず。
個人的にはヴィンテージウォッチを選ぶなら絶対に「コンディション」。
今回の個体は以前カルティエで修理をし、
ほとんど使われていない状態で出てきたものとなるので良い個体だと思います。
こういうアイテムこそ悩まず即決した方が良い。
何より値段がかなり手頃。
これを逃すのは正直もったいないと思えますが、
決して押し売りではありませんのでご安心を(笑)
サントスオクタゴンは買われた方の満足度も高く自分たちも好きな時計。
こういう掘り出し物的な個体が出てきたら迷ってはダメです。
買ってから悩みましょう‼
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