なぜ「お台場」なのか?

なぜ「お台場」なのか?

今回の移転先「お台場」は都内屈指のデートスポット…だと思う。

 

「レインボーブリッジ」「フジテレビ本社ビル」といった誰もが知っているシンボルに、

「デックス」「アクアシティ」「ダイバーシティ」などのショッピングモールや、

今は無き「ヴィーナスフォート」「メガウェブ」などはこれから改装を行い、

近隣の大型駐車場は週末になればイベントスペースになるなど、

昔から定番とされるスポットや新たに生まれ変わる施設などを含めても、

あの陸の孤島のような場所は非常に目まぐるしく日々移り変わっていきます。

 

さらには結婚式場を有する大型のホテルが2棟もあり、

「東京都港区台場」の住所だけで全てが完結するほどあらゆるものが混在します。

そういった場所が都内には多くあり、

人口も東京で約1400万人、関東で約4千万人いるとされるので、

規模で言えば韓国やイタリアより少なくオーストラリアより多い。

関東全域は日本ではなく関東という「国」に指定しても良いと思う。

 

実はお台場はかつて弊社代表が妊娠中にバイトで勤めていたことや、

自分もビーナスフォートで展示されていた「旧車博物館」にほぼ毎週通うほど、

お台場は思い出深い場所でもあります。

 

時に夜ご飯を作るのが面倒くさくて、

デックスにあったメキシコ料理のお店に通い、

キレイな夜景を見ながらデートっぽいこともしてみたり。

 

子供や甥っ子たちが生まれて出かけるときも決まってお台場。

「レゴランド」「ジョイポリス」をはじめとした遊び場も多く、

大人だけでなく子供も楽しめる店舗が多く、

初めて「ビルズ」へ行ったときは値段を知らずに好き放題頼んで、

姉家族分も支払ったら朝食代がとんでもないことになったのも良い思い出。

 

きっと多くの人たちが持つ「お台場」のイメージはザっとこんな感じなはず。

デート、買い物、食事、遊び…

街全体がエンターテイメントのような心尽くすまで遊ぶような場所で、

とりあえず人が多くて込み合っていると思われているのでは?

 

でも実は「お台場海浜公園」は日によって人が少なく長閑。

浜辺から見渡せる乱立したオフィスビルやタワーマンションの数々。

橋を一本渡れば「都会のオアシス」のような静かさがあり、

日本のど真ん中とは思えない喧騒とは無縁のような不思議さを感じます。

でも週末の夜は場所柄なのか賑やかな人が集まるらしいです。

 

そんな「ヴィンテージウォッチ」とは無縁どころか、

誰が時計を買いに行くのかと言いたくなるような場所から、

創業10年目を迎える弊社の2024年は始まります。

 

都内に住んでいた頃は東京を東西に分けると、

渋谷、恵比寿、代官山、新宿、六本木、池袋、吉祥寺、二子玉川などの西エリアが圧倒的にお店が多く、

東エリアは下町がメインで、

買い物スポットと言えば銀座、日本橋、上野など。

 

しかし時代は変わり今では東エリアにユニークなお店が増えており、

「日本橋エリア」の発展はとにかく凄まじい。

特にかつて下町の代表とも言える人形町、神田エリアの新店のオープンが目覚ましく、

人形町の隣「日本橋浜町」は国内だけでなく海外のセレクトショップや飲食店など、

本当に多くのお店が出店しています。

 

ではなぜ「お台場」なのか?

 

東京の東エリアの南端に当たるお台場。

先に書いたようにショッピングモールなどが乱立し、

北上すれば「東京ビッグサイト」「有明ガーデン」などを有する有明エリア、

そして「ららぽーと豊洲」「チームラボプラネッツ」があり、

タワーマンションの乱立で人口増加が急激な豊洲、東雲エリアがあります。

このエリアを全て繋ぐのが「ゆりかもめ」というモノレール。

 

このモノレールが豊洲からスタートすると、

築地から移転して観光スポットになりつつある「豊洲市場」があり、

有明エリア、お台場へと向かい、

レインボーブリッジを渡れば都内の隠れスポット「竹芝エリア」

実はコアなお店が点在する通なエリア。

そこから東京タワーが近い汐留・大門を通り終点「新橋」に到着します。

 

新橋は今でも「サラリーマンの街」と言われるほどオフィスが多く、

乗り換えの路線としても利用する方が多い。

さらに新橋の隣は高級街・銀座まで歩いて行けます。

その隣は東京駅・丸の内エリアと日本橋エリアとなりますので、

実はお台場は都市部へのアクセスがものすごく良いのです。

 

さらにお台場の交通網は路線バスで「品川駅」まで近いだけでなく、

バスターミナルから都内の各所へ行くことができる。

そして意外と盲点だったのが「りんかい線」の存在。

お台場から東京西エリアを代表する恵比寿、渋谷、新宿、池袋が一直線で行けて、

埼玉の主要都市でもある浦和、大宮そして終点・川越まで繋がります。

 

「水上バス」の存在も忘れてはいけません。

隅田川を水上バスで浅草まで行けるなんてステキ過ぎます。

日中はもちろん夜ともなれば夜景もキレイなのは見応えがあるはず。

 

車では首都高速の出入り口がすぐ近く、

羽田まで首都高速を使わなくても空いていれば約20分で行けて、

横浜、川崎方面や「アクアライン」を使えば木更津方面も近い。

実はお台場のアクセスの良さは実は都内屈指。

というより交通網に関して死角はほぼありません。

 

事前に調査する際に「自分がお客様だったら」の視点を持ちながら考えているので、

納得の行かない点は少なくできていると思います。

今の時代に場所の選定は昔ほど重要ではありませんが、

第一にお客様にとってより良い場所、

第二に自分たちが気持ちよく働ける環境、

そこに重点を置いています。

 

以前からブログでも書いている通り「時計は買ったら終わり」ではなく、

「買って身に着けてからがスタート」です。

一日を幸せで楽しく過ごせることこそ、

「ヴィンテージウォッチを通したライフスタイルの提案」だと思いますので、

後は今できることを精一杯やるだけです。

 

今回もかなりの長文となりましたがまだ終わりません(笑)

次回「今回のテナントについて」です。