ご購入から久しく7年経ってからの修理のご依頼。
動かなくなったとのことですのでしっかりとメンテナンスを行いました。
カルティエ・タンクルイカルティエのオーバーホール。
今回は手巻きを行ってもゼンマイが巻けず、
そしてしばらくメンテナンスをされていなかったので、
オーバーホールとゼンマイの交換をはじめ、
ライトポリッシングとベルト交換も行いました。
機械式腕時計はできれば3年に1度のオーバーホールを推奨していますが、
車やバイクなどと違って目に見える不調も無ければ命にも関わらない。
なので3年に1度のメンテナンスをご依頼いただく方は少ないのですが、
大きな修理を防ぐために早めの修理をお勧めします。
今回は
オーバーホール¥16,500
ゼンマイ交換(中古)¥6,600
ベルト交換¥6,600
となりました。
ライトポリッシングは金無垢素材なので軽めに仕上げたのでサービス。
今はブランド問わずパーツ代が非常に高騰しているので、
手持ちのパーツであれば少しは料金が抑えられますが、
今後は従来以上にパーツ交換代金は高くなります。
そういった修理代が高額にならないようにするには、
やはり早めのオーバーホールが肝心です。
大切な時計を末永くお使い頂くためにも、
定期的なメンテナンスを欠かさないように心掛けてくださいね!