久しぶりに入荷したグランドセイコー45GSは本日嫁ぎました。
当店でも非常に人気のある時計なので探されている方も多いアイテムです。
グランドセイコーでは初となる手巻きハイビートムーヴメントの採用、
そして一番はセイコースタイルと呼ばれるセイコー独自のケースデザイン。
現行品の基礎となる設計を随所に見られる45GSは、
今から半世紀以上も昔に造られていたもの。
数々のマイナーチェンジを行い今の時計は存在しますが、
大枠で言えばこの時計から大きな変化は無く、
それが大昔に設計されたことに感動をします。
自分でも初めて持ったグランドセイコーはこの45GS。
やはり見た目の完成度をはじめ着け心地の良さや、
数々のエピソードを考えると最初の1本目はこれしか有り得ません。
それくらい入れ込んだ時計でもあるだけに、
自分たちで販売できていることはかなり嬉しい。
時計の種類は本当にたくさんあり過ぎるので選ぶのも大変ですが、
「自分のサイズに合わせる」を第一に考えて頂ければ意外と選ぶ時計は決まってきます。
あとは必要な機能は何かを自分の中で持っていれば、
ほとんどと言ってもいいくらい時計選びは迷いません。
自分の場合は体格の割に手首周りが細いので大きな時計は似合わない。
何よりシャツの袖に引っ掛かるサイズ感の時計はうっとおしいので嫌い(笑)
そして自動巻きよりは自分で巻かないと動かない手巻きの方が好み。
最後に時計は「時間を知るルーツ」が第一前提の装飾品なので、
余計な機能は必要なく最低限で良い。
そういう感じで時計を見ていくと自分にとってしっくり来るものが選びやすい。
普段からの実用性も考えると2針または3針になるのでクロノグラフは選ばないし、
大きな時計の煩わしさは大昔に痛感しているのでダイバーズウォッチも選ばない。
時計は極力目立たないものを身に着けたいので、
この45GSは自分にとって本当に秀逸な時計なのです。
何にでも言えることかもしれませんが選ばれるには「理由」が必ずある。
この時計が半世紀経っても人気なのは使えば分かる。
だって「最高の時計」だもの(笑)
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