Franz Ferdinand JAPAN TOUR 2025

Franz Ferdinand JAPAN TOUR 2025

昨日は「フランツ・フェルディナンド」の日本ツアーライヴへ行ってきました。

 

 

「踊れるロックバンド」をテーマに20年ほど前に大ヒットを連発した、

スコットランド・グラスゴーの5人組バンド。

 

フランツフェルディナンドを初めて知ったのは、

「ニール・バレット」というファッションブランドのショーで使われたBGMから。

 

イギリスのロックと言えばビートルズやローリングストーンズなどを筆頭に、

1990年代に起こった「OASIS」「Blur」の音楽戦争など、

音楽に纏わる様々な出来事をきっかけに多くのアーティストが誕生。

 

その影響を受けたからなのか「アークティックモンキーズ」「カサビアン」「カイザーチーフス」「レイザーライト」など、

当時10代、20代の若者とは思えない「天才」たちが誕生し、

再びロックの一時代を築いた奇跡のような時代。

 

その中でフランツ・フェルディナンドの音楽は、

オアシスのような観客と一緒に大合唱するような音楽と違い、

各々が歌って、踊って、叫ぶクラブのような雰囲気のロック。

 

昨日は最上階の最前列の席だったのでステージが一望できましたが、

1階フロアのスタンディング席で踊っている集団を見ると、

身体が自然と踊りだしてしまいそうな雰囲気。

 

5階席なので転落の可能性もあり躍るのは断念しましたが、

あと5歳若ければ最高の音楽と素晴らしい演出と共に、

1階フロアでみんなと一緒に騒ぎたかった。

 

観客はやはり自分たちと同世代が中心。

しかし思っていた以上に20代、30代の若い方や、60代以上のご婦人方まで幅が広い客層。

どの世代にも刺さる気分の上がるロックは20年以上が経った今も、

本質的なものが変わらず気分の上がる最高の音楽。

 

年の瀬が近づき今年一番の音楽が聴けたことが何よりも嬉しい。

来年も最高の音楽が聴けたらいいな!