福岡へ移住して結構な数の飲食店に行ったつもりですが、
これがまぁ行っても行っても追いつかないほど名店が出てくる出てくる。
先日ご一緒した方は「福岡の飲食店は宇宙みたいなもの」という意味が本当に良くわかります。
雑誌やネットで調べてもたくさんあるし、
人に聞けば次から次へと教えてもらえるので、
正直どこに行けばいいのかわかりません（笑）
そのくらい福岡の飲食店はとてつもなく店舗数が多い。
そこで今回は「福岡と言えば」なお店に連れて行ってもらいました。


そう、福岡と言えば「鳥皮」も有名。
東京に住んでいる頃には福岡と言えば「とんこつラーメン」、「もつ鍋」が有名くらいでしたが、
水炊きやうどんも有名だというのは広島に引っ越してから知りました。
その後、福岡へ通う度に色々なお店があることを知るのですが、
まさか焼き鳥文化も盛んだとは知りませんでした。

今回行ったのは薬院にある「粋恭」という人気店。
どうやら平日でも予約しないと入れないほどの人気ぶりでこの日も満員でした。
関東で食べる鳥皮は皆さんが知っているようなブヨブヨっとした食感で、
外はカリッと焼き上げて香ばしい。
間違いなく焼き鳥屋さんの鉄板メニューの一つだと思いますが、
ここの鳥皮は今までに食べたことのない食感で、
皮一つ一つが小さく串いっぱいに刺さっているので何本でも食べられます。
しかも味付けは醤油に漬け込んであると思うのですが、
中までしっかり味がしみ込んでめちゃくちゃ美味しい。
3人で行ったのですが他のメニューとは別に鳥皮だけで60本食べました…食べ過ぎ？（笑）
ちなみに注文の仕方は紙に必要な本数を書くのですが鳥皮とビールだけは別の紙が用意されているので、
それだけこの2つのメニューの人気ぶりが伺えます。

実は焼き鳥屋さんも福岡ではものすごい数の店舗数があるようで、
その中でも人気店は平日も込み合い週末ともなればほとんど入れないそう。
ラーメン屋さんやもつ鍋、うどんのお店は多い気がしていましたが、
他にもイタリアン、フレンチ、中華、韓国などなど各ジャンルのお店が本当に多い。
でもお店によっては値段がそこまで高くなく、
というより大体のお店はお財布にやさしい。
どうやら地元のお店は大体値段が手頃なお店が多く、
高級店は県外や外資のお店が多いとか。

何だか嬉しいですね！
美味しい、雰囲気も良い、値段も手頃。
外食は自宅で作れなかったり、
普段は食べられないものが食べられたりする楽しみがあるのですが、
値段があまりにも高いとなかなか行けません。
でも値段も手頃なところが本当に多いので、
県外から来られた方たちを案内する時にそこまで心配がいりません。
お店の方々の企業努力も含め、
福岡の食文化の素晴らしさに毎日感動しています。

こういった食の豊かさは毎日を幸せにしてくれます。
美味しいものを食べて、楽しくお話ができて、
きっと日々を充実させてくれる最高のツールが「食」。
大げさかもしれませんがこの星に生まれて良かったと思えてきます。
また新しいお店が発見できたらご報告します～‼

水の星に愛をこめて　森口博子