先日の春休みは久しく会っていなかった叔父と叔母に会いに神戸へ行きました。
実に6年ぶり、
新しいものが入りつつも神戸らしい「レトロさ」は変わらず、
何度立ち寄っても本当に素敵すぎる街並みは感動もの。
平地が少ない分、海と山との距離が短く、
多くの魅力が凝縮された神戸は日本有数の「オトナの街」そのもの。
神戸と言えば「パン」「ケーキ」「洋食」という、
日本に限らず世界中の子供たちから大人まで大好きな食べ物が揃い、
さらに元町・中華街には豚まん、小籠包、シューマイなど、
神戸は食文化のネバーランドと言えるラインナップ。
かくいう自分も子供の頃から叔父や叔母の家に行くのが楽しみなのが、
広島のド田舎に住んでいては見ることすら叶わない美味しそうな食べ物に出会うこと。
あの頃の記憶と思い出が見事に子供たちに遺伝したようで終始、美味しい食べ物に大満足。
上の子はメガネをかけているせいか、
帰るころには「くだおれ太郎」と共に行動をしているような気になったことは内緒にしておこう。
今回は叔母の計らいにより念願の「ル・パン」の食パンを注文していてくれており、
さらにパンマニアの叔母が大推薦する新進気鋭のパン屋「THE BAKE」にも立ち寄り、
好きなものを一通り買い漁るという。
福岡もパン屋が多く有名店が軒を連ねるものの、
神戸の激戦区ぶりは日本どころか世界有数と思われ、
お店が出来ては消えを繰り返すそう。
美味しいだけのパン屋は長続きせず、
常に創意工夫をしながら顧客をしっかりと掴むお店が残るのだとか。
それだけパンが愛される街のおススメだけあってどれも本当に美味しい。
ただ神戸は食べ物だけでなくファッションや重工業も盛んな街。
あの有名ブランドの本社ビルがあったり、
誰もが使うであろう乗り物のエンジンなどを製造していたりなど、
隣の大阪と並んで「職人」らしさも感じる街だったりします。
特に有名なのは我らが「KAWASAKI」。
本社は神戸の隣・明石市ですが、
神戸には聖地とも言える「カワサキワールド」があるのですよ。
一言で「最高」としか言いようがないカワサキの歴史を感じられる資料館。
バイクをはじめジェットスキーや新幹線や飛行機や…etc。
新幹線が大好きな下の子は大型のジオラマにテンションが爆上がり、
きっと館内史上一番の喜びぶりを発揮したことでしょう。
本人は飯も食わずにジオラマが見られる人なので、
造ってくださったスタッフさんも職人冥利に尽きることであろう。
個人的には元KAWASAKI乗りなのでやはりバイクは心打つものがあり、
写真にもある名車Z1は芸術品を見るかの如く惚れ惚れしてしまいます。
昨今のヴィンテージブームもあり時計に限らずバイクも高騰し、
自分が乗っていたKZ1000という車種も簡単に買える金額ではなくなりました。
ただバイクは値段以上に盗難も増えているそうで、
かんたんにおいそれとは乗れない代物になりつつあるよう。
でも名車を見ればまた乗りたくなるのもバイク好きの性というもの。
もしいつの日かバイクに再び乗ることができるのであればこの色のZ1にぜひ乗りたい。
やはり良いものはどうやったって良い。
もう文句の付けようがないほど全てが完璧なバイク。
ただ今の実勢価格にだけは文句を付けたい。
簡単に買えねぇ~~~よ、と。
でも手に入れられる日を夢見るのも悪くないので、
どなたかぜひ譲って頂けないだろうか?(笑)