「究極の普通」な時計。
もはや説明不要の国産腕時計の頂点「グランドセイコーファーストモデル」。
1960年の発売から現在に至るまでセイコーの最高級ラインとして君臨する日本を代表する腕時計です。
今回は福岡に移転して初めて入荷するので、
まだ見たことのない方にもぜひご覧頂きたい一本。
細かい能書きは今回は無しにして何故この時計が良いのか?
個人的な意見ですが1960年頃の各ブランドの腕時計を見比べれば一目瞭然。
全ての仕上げが美しい、というより芸術的なんです。
反対意見も多いと思いますがパテックと遜色ないくらい丁寧に造っていると思います。
それに加え戦後からたった15年でこんなに素晴らしい時計を造ってしまう日本の職人さんに敬意を払いたい。
そして日本人であることに誇りを持ちたくなるような腕時計の一つです。
自称「腕時計好き」を公言される方にまだ多いのが「セイコー」が受け入れてもらえないということ。
そういう方の話を聞いていれば「時計好き」じゃなくて「ブランド好き」の間違いじゃないのかと思いますが、
本当に時計が好きなら一度は見て触れてみないといけない時計の一つと言っても過言ではありません。
買う買わないはどうでも良くて、
ここまで本気の腕時計って世界中探してもそんなに多くありません。
とにかく実物に感動してほしいから仕入れるわけです。
もう一回書きますが戦後15年で世界トップクラスの腕時計を造っちゃうんです。
もはや感動を通り越して気絶(笑)
セイコーは知れば知るほど奥が深く面白い時計ブランドで、
どのモデルが良い悪いではなく「全て良い」。
なぜなら世界一の腕時計メーカーを目指しているわけですから、
どれも尖った時計たちが存在するわけですよ。
さらに突き詰めるとシチズンやオリエントも面白いのですが、
まずはセイコーからでしょう。
ここ数年は海外のセイコーブームもあってファーストモデルや一部のモデルはなかなか見られなくなってきました。
過去GSシリーズは何度か扱いましたが結構早い段階で嫁ぎます。
実際に実物を見れば本当に納得できるクォリティがあるからでしょう。
本当に良いものを造ろうという姿勢は何年、何十年経っても伝わるものです。
これは男性のみならず女性にもぜひ興味を持っていただきたい時計です。
なぜ時計好きが存在するのか?
そこが少しでも理解できればアナタのダンナさんが時計にハマる理由がわかる!…かも。