パソコンはあまり詳しくないのですが、
Windows10のサービスが終了するからということで昨夜はパソコンの更新がありました。
商品の撮影をしていた最中の更新だったので、
更新が終わるのを待たないといけないのは正直面倒臭い。
多分、設定を変えれば良かったのでしょうが、
そんなことはすっかり忘れていました。
ようやく更新が終わり画面を開きデータの確認をしようと思ってExcelを開くと…
「その日の作業が全部消えてる‼」
そう、朝から入力したデータが全部消えていたんです。
何が何だかわからずめちゃくちゃ焦りました。
復旧しようにも方法がわからない。
久しぶりに本気で吐きそうでした(笑)
とりあえず困っていても先には進めないので、
朝から行った作業を思い出しながら一つ一つ入力。
保存していたはずなのに何でまた同じことしないといけなんだ。
なので昨日のホームページの際は怒り心頭でやっていましたよ(笑)
でもそれを乗り越えて商品を掲載できたわけなので良しとするしかありません。
そりゃコレを見たら多少のことは忘れちゃいます(笑)
セイコーの名作クラウンの中でも、
蛇の目のような通称「蛇の目文字盤」は個人的に好きなデザイン。
何より通常のクラウンよりも大きめのケースサイズでサイズ感はもちろんのこと、
メッキ剥がれなど傷んでいるものが多い金張りケースですが、
こちらはめちゃくちゃ状態が良い。
しかも文字盤と共に焼けてピンクゴールドになっているところが堪らんのです。
過去に何度かこのデザインは扱ったものの、
ここまでコンディションの良いものは正直初めて見ました。
古い時計は経年もあり少なからずともダメージはありますが、
使用頻度が少ないしかも未使用に近いコンディションは奇跡的。
しかもセイコーの人気モデルに加え希少なデザイン、
それを見てテンションが上がらないわけがない。
おかげさまで最近は国産も徐々に人気が高まりつつありますが、
時計本来の面白さを楽しんでほしいという気持ちがあるので、
小さいながらもとても良い感じにムーヴメントが起こせていると思います。
男性はもちろん女性の方からも支持されつつある国産の時計。
同じものは2つとして存在しないからこそ、
自分好みの一本に出会った時の感動は忘れられないんです。
だからこそ「時計は面白い」ものだと思います。
今まで何度も時計は「値段」でも「ブランド」でも「他人の評価」でもないと言ってきました。
心から楽しめる「最高のアイテム」だからです。
どんなにテクノロジーが進化してこの世が便利になったとしても、
人が造り上げた過去の「遺産」は決して色褪せません。
多少の手間が掛かってしまうところに一層の愛着を持てる。
それが時計本来のあるべき形。
「時計って本当に良いもの」
そう思ってくださる方がいて、
これからもそう感じてくださる方がいるからこそ、
改めて自分たちがやっていることに誇りが持てるのだと思います。
そう思わせてくれるこの時計ってすごくないですか?