高級時計を購入するときに、
どれだけのコストが掛かっているか、考えた事はありますか?
どもども、今日も嫁です。
今日インスタグラムにもアップしたオメガの時計が可愛すぎて、妄想が止まらない私です。
ヴィンテージや、アンティークは1点モノといえど、生産期間ややモデルによって、流通量が変わります。
例えば、この1962年製のオメガ。
現在よりも金無垢時計の流通量は圧倒的に少なく、
18KWGのこの時計は、非常に希少なもの。
当時、金無垢の時計を買える人はどんな人だったんだろう…と妄想してしまいます。
さらに、この時計の凄いところは、
ケース側面とラグ部分に細かいメッシュ状の彫りが入っているところ。
しかも、職人の手作業で彫られているとても美しいライン。
ラグの形も、ハートのようなファンシーラグと呼ばれる変わりラグ。
実物は可愛すぎて悶絶クラスです。
文字盤をよく見ると、オメガのマークがアップライト。
1960年代頃までのオメガはアップライトのロゴが多く、
現在のロゴよりもコロンとして可愛らしいのが特徴。
こんなにも小さいのに、尾錠やリューズにもけなげにオメガのマーク。
じっと見れば見るほど、如何に手が掛かって造られているかが感じられます。
古い時計は、このように高級素材のものも多く、
さらに一点一点、時計職人の手作業で仕上げられています。
”採算度外視”とは、
このような、職人による情熱を感じる時計のための言葉といっても過言ではないはず。
商業的では無く、工芸的なアンティークウォッチ。
身に付けられる最高の芸術作品です。