メーカー修理も値上がりが続くからこそ永久保証書の価値が上がります。

メーカー修理も値上がりが続くからこそ永久保証書の価値が上がります。

カルティエが1978年から1980年代半ばごろまでサービスの一貫で行っていた「永久保証書」のサービス。

コンプリートサービス(オーバーホール)をはじめ技術工賃が永年無料となる最高のサービスです。

ただし条件もあって永久保証書の提示が必ず必要。

つまり永久保証書を紛失したらせっかくのサービスが受けられず通常の有償修理扱いになります。

また外装パーツは保証の対象外でパーツ代は有料であることと、

外的要因(水没や衝撃など)が原因の内部故障は一度有償の修理を受ければサービスが継続されるそうなので、

何でもかんでも無料というわけではありません。

 

当然と言えば当然ですが、普通通り使えば有料修理になることはほとんどありません。

ただ一昔前に比べれば商品の定価がどんどん値上げされ、

それに乗じて修理代も値上げが続いていますので、

パーツ代が今まで以上に高くなる可能性があります。

 

現在のコンプリートサービス(機械式)の基本料金は¥78,100、

パーツ代は文字盤¥43,780、リューズ¥8,800(金無垢素材を除く)となります。

(2025年4月現在)

 

そのためカルティエが推奨する5年に一度のコンプリートサービスというメインとなる修理作業が値上げされることで、

永久保証書があることによる修理代が無料になることは非常にメリットがあります。

永久保証書があれば¥80,000近くの修理代が掛からないだけでなく、

ユーザーが変わっても時計と一緒に永久保証書を提示すれば、

条件に変更がなくサービスが受けられる。

今では考えられない最高のサービスと言えます。

 

ヴィンテージウォッチも値段高騰があり、最近は少し買い難い状況が続いますが、

値段だけでは測れない価値があるのが永久保証書付きのアイテム。

商品の購入時は永久保証書が無いものより多少値が張りますが、

それ以上の価値があるのは事実です。

 

時計はどこで何を買っても必ず「修理」が必要なもの。

その修理代が無料となる最高のアイテムがあれば選ばない理由はありません。

ご購入後、何かございました際は私たちでもしっかりと対応させていただきますので、

ぜひご検討くださいね!