先日手に入れた1999年頃の「ドルチェ&ガッバーナ」のBoroデニム。

ミレニアム世代で一世を風靡したドルチェ&ガッバーナ。
今ではメンズファッションの定番と言える「テーラードジャケット×デニム」のスタイルは、
当時のドルチェ&ガッバーナが一躍買ったと言ってもいいくらいのもの。
後にラグジュアリーデニムという装飾を施した煌びやかなデニムが多く見られるようになりますが、
2000年以前は今のような派手なイメージよりはシックで男臭い武骨なアイテムが多く、
新しいコレクションが原点回帰のような懐かしい印象を受けました。

当時のデニムやヴィンテージデニムと言えばリーバイスやリーなどの存在が欠かせませんが、
元々は100年以上前の作業着であったことからファッションアイテムとして使われ始めたのが1960年代頃。
モッズ、ロッカーズ、ヒッピーなど各時代のファッションアイコンが愛用品したデニムが成熟したのが1990年代。
日本のヴィンテージデニムブームもあって世界中のファッションブランドから様々なデニムが生産され、
今ではいわゆる本当のヴィンテージデニムだけではなく、
現存するブランドの古めのデニムまで人気が高まっております。
しかし注目されているのかいないのか意外と名前が挙がらないドルチェ&ガッバーナのデニム。
恐らく多くの方のイメージがミレニアム以降のラグジュアリーなもの。
敢えてミレニアム以前のものに注目する人も多くないのが現状です。

しかし探してみると意外と面白いものも多く、
このデニムも武骨なデザイン以上の生地の厚さが何とも珍しい。
真冬専用と思えるくらいのヘビーオンスのデニムは、
デニムに詳しい方の意見ではリーバイスのものではないかとのこと。
事実は不明ですが今には無いもの、今では考えられないものが、
ヴィンテージ品の面白さの一つです。
そろそろこの辺のブランドのヴィンテージアイテムが注目されるはずなので、
ぜひ大化けすることに期待して時期が来ることを待ちたいと思います。