本日入荷した「カルティエ・パシャC38」はカルティエ初の防水時計として1990年代に一世を風靡した名作。
ブランドきっての豊富なバリエーションの中でも特に人気の高い外ベゼルタイプ。
ケースサイズは32mmから始まり大きなものは42mmまでと非常に幅広く、
3針自動巻きだけでなくクロノグラフやクォーツなどのムーヴメントも豊富。
さらにケースの素材もステンレスからコンビ素材や金無垢、
さらにはプラチナ×ステンレスなどもあり、
文字盤のカラーなども含めれば正確に把握できないほどの種類があります。
その中でも特に人気の高いステンレス製の外ベゼルモデルは未だに根強い人気があり、
「ビーチサイドウォッチ」のコンセプトを体現したデザインも人気の秘訣。
カルティエ初の防水時計であるのと同時にスポーツモデルとも言えるデザインは、
どこか上品な雰囲気を感じますね。
今回入荷のものは38ミリサイズのケース。
カルティエではかなり大きめのサイズ感となりますが、
決して派手な印象は無く意外としっくりくる大きさ。
時計のデザインに対してクロコのレザーストラップなところが、
男性的なデザインをより上品にしてくれる組み合わせなのかもしれません。
これから半袖の季節となり時計選びが楽しい季節。
フォーマルのときはもちろんカジュアルにも合わせやすいのがパシャの魅力でもあります。
タンクやサントスのドレスよりのデザインも良いですが、
万能な使いやすさを持つパシャは一つあればどんなときにも使えます。
ゴテゴテのスポーツモデルも良いのですが、
如何にもな時計はやりすぎな感じが否めません。
時計にもほど良い上品さがあってこそ本当のオトナの時計。
30年ほど昔の時計でも色褪せない魅力があるのは、
時計としての本質があるからだと改めて実感させてくれます。