本日入荷の「カルティエ・タンクアロンジェ」は、
カルティエの歴史上外すことのできない名作です。
1920年代に生産されたレクタングルモデルから始まり、
タンクサントレ、タンクアロンジェ、タンクアメリカンへと、
レクタングルモデルが進化していきます。
その過程で小振りで細長いタンクアロンジェは生産期間もそれほど長くなく、
ヴィンテージモデルでも時々見かけるレアモデル。
この小振りなサイズ感も今では少なく、
さり気なく身に着けられるサイズ感の時計は貴重な存在です。
誰もが一目で「良い時計」だと思えるような雰囲気、
そこにカルティエのシンボル的デザインも加わるので、
時計であるのと同時に芸術品のような時計だと分かります。
写真で見るより身に着けた時にこそ本領を発揮するかのようなアイテム。
今の時計は大きくて派手なデザインが主流なので、
ヴィンテーウォッチだと物足らないと感じられる方もいるかもしれません。
でも長い目で見て歳を重ねた時に、
大きくて重くて派手な時計は身に着けにくくなるもの。
上品で少し控え目なくらいの時計の方が出番も増えるはずです。
自分が還暦を迎えた頃に夫婦や友人と出掛けたときを想像すると、
それだけでも十分楽しいのですが、
ちょっとしたエッセンスに若い頃に頑張って買った時計があると思うと、
何だかステキではありませんか?