久しぶりの入荷となる「カルティエ・タンクルイカルティエSM」の手巻きモデル。
100年以上変わらないデザインを持つ数少ない腕時計に加え、
黄金比率のレクタングル型ケースの代表的な時計。
まさに身に着ける芸術品のようなアイテムです。
もはや説明不要とも言えるカルティエのシンボルであり、
多くの人たちを魅了するタンクルイカルティエ。
1972年から一般販売が開始され、
今もラインナップされるカルティエきってのロングセラーモデル。
こちらは初期の手巻きムーヴメントを採用した旧型サイズ。
現行品に比べ2回り近く小振りなサイズ感のケースに、
純白のホワイトローマ文字盤はこの時計の特徴。
現行品のイメージよりも一層クラシカルな表情があり、
手巻き式という趣のある使い方も格別な存在ですね。
今の女性用の時計のほとんどはクォーツ式。
時代が移り変わりより便利なものへと進化することは必然ですが、
あえて手間のかかる手巻き式を選ばれる方も多い。
女性だからと言って機械式時計を敬遠せず進んで使って頂きたい。
そんなに操作も難しくはありません。
深い歴史を感じる時計なので、
一目見た時にその雰囲気が他の時計とは何段も違うことが感じていただけるはず。
そんな「特別感」のある時計なので最初は気負いするかもしれませんが、
時計に限らず本当に良いアイテムは「人を育てる」もの。
手に入れた時から時計に見合った自分になろうと成長させてくれるのです。
元々が高価なものなだけに入荷の機会はあまり多くありませんが、
数ある時計の中でも特に魅力的なものだと思いますので、
この機会だけはお見逃しなく。