本日久しぶりの入荷となる「カルティエ・マストタンク」の縦ローマ文字盤。
1990年代を代表するカルティエの名作です。
両脇にプリントされたローマ数字が特徴的で、
過去のカルティエでの作品はもちろん、
他のブランドでもこういった特徴的なデザインは見かけません。
一見、時間が分かりにくく感じそうですが実際に使うと一般的な時計と同じで、
決して見えにくいとか時間を見間違えるということはありません。
そういった部分も含めてしっかりとデザインされたことが伺えます。
1990年代は個人的に一番好きな時代でもあり、
ファッションに音楽や映画などのカルチャーが一番アツい、
熱気のある時代だと思っています。
そんな時代にラインナップされた時計は何だか気になる存在。
今にはないデザインであるのと同時に、
当時の攻めた遊び心のあるデザインは今後も出てくることはないでしょう。
それくらい他の時代よりも特殊な10年間なのかもしれません。
90年代の各ジャンルで活躍した人物や名作と言われるものは、
今の時代では重鎮のような存在にもなっており、
この時計も今後は非常に重宝されるものかもしれません。
ただ純粋に見た瞬間に面白さと上品さを兼ね備え、
この時計だからこその魅力を感じていただけるはず。
そんな存在も他ではなかなか見られない非常に貴重なものですね。