本日入荷した「オメガ・コンステレーションデイデイト」は、
6時側にロゴをセットされたちょっと珍しい個体。
従来は「OMEGA」のロゴは12時側にセットされており、
今もほとんどの時計は同じだと思いますが、
コンステレーションのデイデイトモデルからロゴの位置が混在するものがあり、
後にハイビートモデルへと機械が変更されると同様のものがあります。
こちらのモデルだとほとんどのものは12時側にOMEGA、
6時側にモデル名が入ることがほとんどなので、
マニアックですが意外とレア物だったりします。
だからと言って金額が跳ね上がることはありませんが、
ヴィンテージらしい良くも悪くも規格が色々あるところが面白い時計です。
文字盤の色もライトグレーでシルバーではありません。
この時計のグレーは艶のあるチャコールに近い色ですが、
ケースの色と組み合わせの良い配色です。
ベゼルは刻みのあるフルーテッドタイプ。
素材はホワイトゴールドとなるので微妙に黄色がかった色。
Cラインコンステレーションのバリエーションで代表的なパーツです。
この時計でデイト、デイデイト共に複数持たれる方も増えていますが、
その気持ちが分からなくもないのが兎にも角にも使いやすさ。
日本人の手首周りのサイズに絶妙なケースサイズに、
ヴィンテージウォッチとは思えない精度の良さ、
後は鬼才ジェラルドジェンタによるデザイン。
それで20万円を切る価格で買えるという、
全てにおいて文句の付けようがない時計なので、
素材違いや色違いでも欲しくなるのは当然と言えます。
これが後年のハイビートモデルとなるとガラスがフラットになるので、
また違った魅力もありますが、
ヴィンテージウォッチに拘るならドーム型のプラスティック風防。
それだけアツくなれる時計なので、
こちらもお見逃しなく‼