1970年3月に製造されたグランドセイコーの名作。

1970年3月に製造されたグランドセイコーの名作。

本日入荷しました「グランドセイコー45GS」は初代から続く手巻きモデルの4代目。

グランドセイコーでは初となる手巻きハイビートムーヴメントを採用した名作です。

 

 

通称45GSの愛称で親しまれるグランドセイコーは、

様々なデザインバリエーションをがラインナップされたことでも有名。

 

色々なデザインの中で特に人気の高い「セイコースタイル」と呼ばれる独自のデザインを持つケースデザインは、

現行品に至るまで多くの製品に影響を与えたセイコーらしさを感じられるポイント。

 

ムーヴメントも各種ハイビート化が進み、

ロードマーベル36000を皮切りに徐々にハイビートムーヴメントが採用され、

セイコーが世界でトップクラスの精度を持つ腕時計が誕生し始めます。

 

 

しかし時代はクォーツ時計が席巻しはじめ機械式腕時計の需要が減り、

スイスをはじめ多くの腕時計ブランドの倒産や統合が始まります。

 

そんな時代を乗り越え現在に至るのですが、

腕時計のデザインやムーヴメントには当時の時代背景が映し出されるものがあり、

それが見え隠れするのもヴィンテージウォッチの面白さでもあります。

 

今ではグランドセイコーは日本だけでなく世界中で愛される高級品ですが、

2010年代に入るまでは一部の腕時計好きに愛用されるニッチなもの。

 

しかし今見れば同じ年代でこれほど高精度の腕時計を製造できた時計ブランドは、

数えるほどしか存在しないだけでなく、

さらに自社でムーヴメントだけでなく外装に至るまで製造したブランドは極僅か。

 

 

時を経てグランドセイコーをはじめ国産腕時計の多くが、

世界中で正当な評価を受け人気も価格も急騰しました。

それゆえ以前に比べて気軽に買える状況でなくなったのも事実です。

 

しかしオリジナリティを尊重した個体で相場よりも安価に手に入れられるもののあり、

今回はその素晴らしい機会に恵まれました。

 

文字盤に若干のダメージはあるものの各種オリジナルパーツで外装はノンポリッシュケース。

昨今、最も価格高騰が進む45GSでは非常に良い条件の個体となり、

今後も同様のものは入荷の機会が限られてくると思われます。

 

自身でも愛用する45GSはセイコーだけでなく、

世界トップクラスの精度と耐久性を実現した素晴らしい製品です。

これが今から半世紀も昔に造られたことに感動していただけるはず。

 

グランドセイコーが誕生した1960年から一貫して、

常に最高品質の腕時計がラインナップされており、

その品質の高さはヴィンテージモデルでも十二分に感じていただけます。

 

腕時計にとって本当に必要なもの。

それを体現した45GSは「持つべき」腕時計です。