「Normal」&「Hardcore」な時計。

「Normal」&「Hardcore」な時計。

本日入荷の「ロレックス・エアキング」はシンプルさを追求したロレックス最古のペットネームを持つ名作。

自身がはじめて購入した高級時計もこちらのエアキングでした。

日付機能がないシンプルな自動巻き3針。

ロレックスのシンボルでもあるネジ込み式リューズと防水性能のオイスターケースを備えた、

初心者からベテランまで幅広く支えてくれる銘品。

 

機械式腕時計をはじめて持つと使い方などがよく分からないこともあり、

妙に緊張した気持ちで使ってしまいがちですが、

エアキングほど徹底して最低限かつ実用的な機能の時計から、

時計の使い方や面白さを学んだ方も多いはず。

 

そしてシンプルゆえの装いへの合わせやすさやシーンを選ばない実用性も魅力的。

ロレックスは良くも悪くも「高級」なイメージが付きまとうので、

場所によっては使いづらく感じられる方も多い時計ブランド。

 

しかしエアキングの良さはロレックスだけどロレックスらしくないところ。

少し悲しく聞こえそうですが、

これ見よがしな時計を敬遠される方ほど、

この時計の良さを十分に理解してくださいます。

 

最近では洋服も大きなロゴや柄の入ったものより、

無地でシンプルなものを選ばれる方が多いと聞きます。

かつて「ノームコア(Normcore)」というファッションが流行り、

再熱して「ネオノームコア」と言われるそうです。

 

「ノームコア」には普通という意味を持つ「normal(ノーマル)」と、

本格的な・徹底したという意味を持つ「hard core(ハードコア)」を組み合わせた造語。

つまり「究極の普通」という意味があるそうですが、

まさにエアキングのことを指しているのではと思えてきます。

 

ノームコアで有名な著名人も同じ服を何枚も持ち選び時間を短縮したそうですが、

エアキングがあれば時計選びに困ることはありません。

むしろ他の時計を必要としない魅力すら感じてきます。

 

そんなシンプルを絵にしたような時計。

選ぶことが面倒になってきた中年世代以降には強い味方でもあり、

かつてエアキングの魅力に憑りつかれた方には何かを感じてきているはず。

 

自分もまた買おうかと企んでいる一本。

コンディションの良さにも自信があるので、

お探しの方はこの機会をお見逃しなく!