腕時計の値段の高さに驚くことの多い昨今ですが、
時計は値段が高ければ良いわけではないですし、
ブランドが有名であれば良いわけでもなく、
他人の評判が良いからといって自分にとって良いとは限りません。
個人的に腕時計は「時間を知る」ツールであり、
装いをより良くするためのアイテムだと思いますので、
値段が安いからダメだとか全く思いません。
むしろちゃんと愛着を持って、
自分の愛用する時計をこの上なく知り尽くせている方がカッコいい気がします。
本日入荷したセイコー・ロードマーベルは、
開店当初からコンスタントに取り扱う時計の一つであり、
ヴィンテージウォッチを持つのであればぜひ候補の一つに入れて欲しい時計です。
これは言うまでも無く単純に「見た目」が良い。
1950年代後半の国産腕時計の最高級品であり、
グランドセイコーの母体となった時計としても有名。
製造から60年以上が経過した今も衰えない魅力に、
思いの外、手頃なプライスで購入できるところもポイント。
もちろん国産腕時計の最高峰グランドセイコーのファーストが大本命ですが、
50万円以上の時計を買うのは少しハードルが高い。
時計が本当に好きな方ならいいのですが、
手始めに純粋に良い時計が欲しい、
日本製もバリエーション豊富だから間違いない一本が欲しい、
そういった方々を確実に満足させてくれる時計です。
でも普通に可愛らしいデザインをした時計だと思いますし、
男性はもちろん女性が身に着けても映える。
そして壊れても直せる安心感は、
値段以上の魅力があるのではないでしょうか?