時計は値段が高ければ良いわけでも有名であれば良いわけでもありません。
値段が高いから良い、安いからダメではないですし、
有名だか自分にとって良いとは限らないのが時計です。
色々な時計を試してみて本当に良し悪しというのは判断できるもの。
とは言え何本も時計を持つことは好きならまだしも現実的ではないし、
普通は1本、多くて2~3本と言ったところではないでしょうか?
かくいう自分は時計を売り買いをしながら今まで本当に多くの時計を使ってきた「経験」があり、
時計が好きだからではなく会社員の頃から時計を扱うことを「仕事」にしてきたので、
お客様にお勧めするときに使ったことも無いものをお勧めすることに抵抗があったため、
有名無名関係なく自分が気に入ったものは一通り使ってみました。
そんな中で比較的手に入れやすい時計でカルティエ・パシャC35はTOP3に入るおススメの時計。
デザインの良さは言うまでも無くデイト付きの自動巻きは実用性も高く、
何より服装を選ばないだけでなく通年通して選びやすいところもポイントです。
この時計をデザインしたのは各ブランドの名作をデザインしたジェラルドジェンタ。
しかし完全なデザインというよりは過去の作品を現代的に解釈した「リデザイン」なるもの。
細かいことは気にしなくてもこの時計のデザインは目を惹くものがありますね。
色々なデザインや大きさの時計を使ってきて個人的に選ぶ基準は、
・ベゼル径は最大で38mmまで。実用性を考えるなら35mm以下。
・中の機械は機械式、電池式に関わらずメンテナンスができる機械であること。
・流行りのデザインは絶対に避ける。
・文字盤にやたらとスペックの表示をしていないもの。
・文字盤の色は淡い色の方がシーンを選ばず使いやすい。
時計によって多少異なりますが概ねこの辺りの選び方で間違いはないかなと思います。
せっかく時計を手に入れるなら時々ではなくほぼ毎日使いたいし使って欲しい。
大切にしすぎるあまり神経質になってしまう時計は使いにくいし、
何よりもったいない気がします。
ガシガシ使って直してまだ使う。
そんな気軽さがあるくらいの時計が良いですよね?