本日入荷しました「カルティエ・サントスヴァンドーム」はSMサイズのステンレスモデル。
こちらもコンビ素材に比べて数の少ない貴重なアイテムです。

特徴的なケースデザインをしたヴァンドームシリーズの系譜で、
ビスをモチーフとしたデザインが目を惹くサントスとの融合で生まれた、
カルティエのヴィンテージモデルの傑作品。
少し男性的な武骨さを感じつつも、カルティエらしい上品な雰囲気は格別なものを感じます。
今回も販売に当たりカルティエにてメンテナンスを行いました。
コンプリートサービスで機械を現行の規格のものへ入れ替え、
それと同時に針やリューズ、各種ネジやピンなどを新品に交換済み。
文字盤は当時のままのオリジナルですが、ヒビ割れなど無く非常にキレイ。
ヴィンテージウォッチとは思えないほどの極上コンディションです。

身に着けた感覚は同じサントスシリーズの中でも薄型のケースサイズなので、
幅はありつつも実寸ほどの大きさは感じられません。
何より日付も秒針もないクォーツモデルなので軽い。
この軽さはブレスレットタイプの時計の中でも群を抜いている気がします。
歳を重ねて重たいものや派手なものを敬遠してしまうので、
落ち着いた雰囲気のヴィンテージウォッチを好んで選びますが、
軽くて使いやすいとなれば他の時計よりも出番が多くなると思えて、
余計な装飾品も必要としない魅力を感じます。

時計自体はシンプルなデザインですが、
ケースや各パーツの凝ったデザインが目を惹くサントスヴァンドーム。
時計単体で見ても何か特別なものを感じてきます。
それはきっと使われている配色の少なさかもしれません。
オールステンレスのシルバー色に爽やかなホワイトの文字盤、
リューズの石と針がブルーという相性の良い組み合わせと、
統一感を感じられる配色が見ていて心地よく思えます。
数年ぶりの入荷となるオールステンレスのサントスヴァンドームSMサイズですが、
装いやシーンを選ばない高い汎用性も非常に使いやすい時計です。
数ある腕時計の中でもこれほど万能なものは多くありません。
しかもメンテナンスもしっかりと行っているので安心してお使いいただけます。
これは絶対に見逃せないアイテムだと、自信を持ってお勧めできます!
